紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

廻り階段は何段上がり?

2011年11月18日 | 家づくり。使いやすさの話(収納・階段・使

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私、実はかなり階段が好きなのであります。
別に上り下りは好きじゃありませんが(笑)何だか目がいちゃうんですよね~。

階段。
って言っても、一直線にのぼっていくのから、踊り場があってそこで折り返すモノ、ぐるっと廻って上がるモノ、直角に折れるモノまで色々ありますが、、、

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昨日もただいま建築中のS様家で、施工中の階段を見ててふと思い出した事が。。

廻り階段。
踊り場の所で何段か上がっていくタイプの階段。
踊り場はフラットで一段もあがらないのが、一番いいですが、やっぱりプラン上の制約だったり、小さなお家では出来るだけ階段の面積をとりたくなかったりして、踊り場で段数を稼ぐ事が多い。
《それでも上りやすくするんですよ。危険な階段は絶対やりません。そもそもうちの階段は勾配が緩く上りやすいから、階段の面積はもうすでに結構とってるわけでありまして、、、どんなお家でもその勾配は変えません。》

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(踊り場で廻って上がってるでしょ。)
その踊り場で上がる段数だけど、今までは4段が限界だと自分で思い込んでいたのです。
4段を超えると危ない。ってね。

だけど、僕の尊敬する建築家の先生方のプランなどを見てると、案外5段上がり。ってあるんですよね~。
「ふ~ん」という感じで、今までは考え込まなかったのだけど、昨年のN様家(上の写真)で「5段上がり」でなきゃ、色々上手くない事がありまして、、
熟考したうえで、初めて5段上がりをさせてもらったのです。

だけど、
これ上りやすいんですよね~。
4段上がりよりは絶対上りやすい!!
足の運びがズムーズです。
自分にとっては、もの凄い発見でした。お客様の評判も良いし、これから踊り場で4段位かせがなきゃ。な時は、まず5段上がりにさせてもらおうと思ったわけです。

「階段」って、急な階段は問題外だけど、勾配が緩ければ緩い方が上りやすいか??っていうと、絶対にそれは違います。
だから、なかなか難しい部位。
そんな事分かってたはずなのに、、、、、
思い込みって怖いもんです。

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