先々週の末、棟上げが行われた、和歌山市有功のO様家。
Facebookにはアップしましたが、そういえばBlogでアップはできておりませんでした。最近どっちにアップしたのか?ゴチャゴチャになるんですよね。申し訳ございません、O様、誠におめでとうございます。
棟上げが終わると、一気にお家のカタチが姿を表すわけでありまして、まず大きな一つの関門をクリアした感じ。
棟上げ後は、屋根と外壁をつくる事が次の段階となります。屋根と外壁ができれば雨風から室内を守れるから、内部の工事に入っていけますでしょ。
その中でもまずは屋根です。
上の方にある程度の間隔で木が出てきていますよね。これが「タルキ」といって、屋根を支える&カタチづくる木です。
そして、
その上に板を張っていって、屋根の面をつくると、この上に屋根材が施工できるわけ。
細かい工程はまだまだあるけれど、大まかに言うとこう。そしてこの板のことを「野地板=のじいた」と呼びます。『野地いつできあがる?』なんて言うと、屋根下地がいつ出来上がるの?と言うてるわけであります。
そしてこの野地板を裏から見せてしまうやり方が化粧野地。
こういうことです。
綺麗でしょ。
このやり方の場合は、吉野杉の赤身板をいつも使うのですが、
これ。
材木屋さんより、うちの作業場に搬入され、乾燥→選別→加工されて、現場へ運ばれます。
もちろん屋根の裏を白く塗ってしまうやり方や、また違う板を張るやり方なんかもあって、そちらも美しいけど
このように室内からも見えると、この吉野杉板化粧野地は、かなり素敵で、心落ち着きます。
O様家の野地も完成が楽しみですね。(って、実際はもう終わってるんですがね。》
はい。では皆様よい週末をお過ごしくださいませ。
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