建築だけに限らない事でしょうが、
やはり細部まできっちり納まる事が、全体(その家の空間)の心地よさにもつながっていきます。
あまり細部ばかりにとらわれすぎるのもいけないと思いますし(家は工業製品ではないですから。。ってこの辺の伝え方は非常に難しい~)、分かり難いお話かもしれませんが、
「小さな事からコツコツと」は何も人間関係でだけではなく、家づくりも同じ(笑)
パパッと上辺だけ取り繕ったものは、やっぱり本物と並ぶと悲しいものがありますね。
さて、常にそんな事ばかり考えているものですから、
現場に行くとパッと目につく所と言えば、そういう所。
こんな木枠と木枠の接合部など。
今日現場に行ったW様家だけでも、
こんな縦枠と横の木枠の接合部とか、
柱と木枠の接合部とか、
木枠と木枠がナナメに接合されてる所(こんな所を「トメ」って言います)
ぶつかってくるカモイの高さが揃っている所(厳密にいうと1㍉ほど揃っていない様に見えますが、これじつは「面落ち」ってやり方できっちり揃ってるんですよね~)
ぱっと挙げても、こういう所が一杯出てきます。
こういう細部の積み重ねが、「うつくしく心地よい家」に繋がるのだと確信して、設計でややこしくうるさい図面(原寸施工図)を書き、
うちの大工さん達は、その図面を見てブツブツ言いながら(笑)きっちり造る。
そんな家づくりをやっておりま~す。
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