通勤時に読書する習慣があります。
ぎゅうぎゅうに混んでいる時は無理ですが、
帰りは、そこそこ空いた電車に乗れるので、
必ず小説系の本を読んでいます。
そろそろ、新しい本が読みたいな、と思っていたら、
好きな作家の新刊本がありました。
やったっ!
早速買って、読み始めたその1ページ目。
「あのひとがなによりも愛していた風景…」
という詩的な言葉に心がつかまれました。
その、心のつかまれ方というと、
そこを読んだだけで、1ページ目を閉じ、
遠い想い出に心を馳せてしまったのです。
そう、開いた本をパタンと閉じて
電車の外を流れる景色を見るでもなく。
“あのひと”
どこかしら、
距離的にも、
心情的にも
遠い人を指す三人称のようです。
言い方によっては、
少々悪口を言う場合にも使ったりしますが…。
でも、今は、懐かしい人をさす言い方として
想いたいです。
「あのひとに会いたい」
「あのひとの声が聞きたい」
「あのひとの好きだった歌」
決して、近くにいる愛しい人ではなく、
仲たがいしてしまって、もう会う機会もなかったり、
亡くなってしまって、絶対に会えることがなかったり。
あなたにとっての“あのひと”は誰ですか?
ほら、ちょっと、ボーっと遠い目になっちゃうでしょ?
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