最近ハマっている焼肉「黒家」や蕎麦屋「いざわ」はじめ多治見にはお気に入りのお店ホント多いのだが、ここ信濃屋は別格。
だけど家族経営の小さな店だけにご主人もご高齢だし、ご家族に体調不良などもあって、残念ながら今や金土のみの営業・・・だから中々タイミング合わず伺うことができないのだ。
そんな店だけに11時半前に着いたが、予想通り満席。待つこと10分程でようやく入店成功!ここは「ころかけ/うどん/支那そば」とメニューは3品のみ。小盛りなので多くの方が3つうち2つを頂く。
自分的には即名物ともなっているころかけと支那そばを注文だ!
決まってまずはころかけから登場!”ころ”とは冷たいという意味で、冷たいかけうどんのことだ。じゃじゃ〜ん、見てよ〜これが信濃屋のかけころだ!
すご〜くシンプルなうどんだけど、この極太麺の存在感たるやすごい!これが硬すぎず軟すぎず絶妙。モチモチ感がたまらない!ホント極旨だ。なんだろう?食べると優しさというか?懐かしさというか?とにかく安心の味なのだ。
いやぁ〜何度食しても飽きることないホント好みのうどんだ。もちろん、やや濃いめだが出汁の効いたスープも1滴残さず完食。基本讃岐流のコシの強いうどんが好きな自分だが、ここ信濃屋のうどんはコシありつつも麺の角がないというか?外だけやや柔いという絶妙さが素晴らしいのだ。
流石、岐阜県唯一のうどん百名店に選ばれているだけのことはある。
だが、その余韻に浸っている暇はない。自分的には前菜がころかけで、メインが待ってましたこの支那そばだ!
自分的には何故ラーメン百名店に選出されないのか?不思議でたまらない。ただ先に言っておくが、この支那そばは思いっきり賛否分かれることは間違いない。それほど個性抜群なのだ。
なんと言っても麺が全く違う。まるで厚みあるきしめんのような中華麺は、ツルツル感は薄く、とにかくしっかりと噛み切って食すのだが、その際に口に広がる小麦の風味がたまらないのだ。
そして、うどんとは違って麺の角がしっかりと残り、もちろん超かた麺。この麺が個人的には秀逸!
まさに他にない1杯と言える。反面、自分とは全く真逆の感想となる方も少なくはないと思われる。それでいいのだ。万人受けなどする必要ない。繰り返すが無二の1杯として延々と引きついでいって欲しいただそれだけだ。
あぁ〜今回ももちろん美味かった。各々通常のうどんやラーメンの7分目くらいの量なので、2杯食してピッタリという感じだ。中にはうどんも含めたトリオ一気喰いという強者いると聞く。
老舗人気店というのに、とにかく超低姿勢のご主人で忙しいのに、いつでもニコニコで「遅くなってすみません」っと何回も頭下げられている。このお人柄も魅かれる要因の1つかも?
但し、かなりの高齢になってこられたようなのでぜひ無理せず長く続けて頂きたいものだ。又、金土に多治見訪れるチャンスあればお伺いさせて頂こう!ご馳走様でした。
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