「どんと屋」、「うお吟」など確かに高級料亭調の雰囲気も良かったし、各店毎の個性も申し分なかった。
その中でも県内トップレベルの人気を誇るのがここ「地魚料理まるさん屋」なのだ。駅前ということでなんとなく避けてきてしまったのだが、いざっ初トライだ!
何せ福井グルメ市民からも「敦賀のまるさんはもう行った?」っと薦められる程だからね。店内もメニューも思いっきり通し営業の海鮮居酒屋で、1/3くらい?昼飲みしていて大騒ぎ。あれっ随分イメージしてたのと違うけど・・・?
店内7〜8割うまっていたが、待つことなくカウンター席へ。う〜ん、両サイドを昼飲みの方々に挟まれてかぁ・・・羨ましいなぁ〜少々嫉妬。
改めてメニューを確認。おいおい、特にランチセットメニューはないようで、その分さかなの御膳や海鮮丼など数は多くて豊富だ。更に福井が誇る越前かにに若狭フグの名が躍っているじゃん。う〜ん、昼限定もあり食いたいのは山々だが・・・ちょっと高いなぁ〜。
しかし、メニュー数が多いのでかなり迷ったが、結局人気No1という「お刺身御膳」に決定だ!
その店の実力はかるには、まずは刺し盛りか海鮮丼が基本だもんね。なんだか小鉢も色々ついてきて面白そうだ。さて、人気のまるさん屋の刺し盛りやいかに・・・?
待つこと10分ちょっとで期待のお刺身御膳の登場だ。おいおい、まずはこの映えにイチコロ?氷いっぱいの桶盛りは反則だ。映え度抜群!美しすぎるよぉ〜!
更に、刺し盛り5種の説明書きがあるのが超高評価!これあると何の魚かわかった上で食せるので、より食べ比べが楽しくなるって俺だけ?
早速、北陸の海の幸を頂いちゃおう!まずは手前のさわらからだ!おぉ〜シャキシャキと音が聞こえそうなほどの歯応えだ。
続いては1番奥の鯛!一見これが本当に鯛なの?っというくらい脂がたっぷりのっていてすご〜い!なんて濃厚なんだぁ〜!こんな脂たっぷりの鯛って珍しいかも?ちょっと感激!
この甘海老はいいサイズだねぇ〜。ひと口目のぷりぷり感に続くトロみが最高!もちろん甘みもあとからジワ〜っと口いっぱいに広がってくる。更に大大好物のバイ貝だ!とにかくこのコリコリ食感がたまらんのだ。めっちゃ美味〜い!
お魚しんじょうもアクセントになって悪くない。だけど、この小さいの2つって小さ過ぎるし少な過ぎるよ。せめて3〜4倍あっていいんじゃないの?美味いだけに惜しいなぁ〜。
続いてはメインのわらさ!わらさってご存じか?漢字では「稚鰤」。出世魚・ブリの一歩手前のサイズ。北陸では通常ガンドと呼ぶが、要はハマチとブリの間の世代だ。だもん美味くないはずがない。
更に当店特製の生七味がオススメとのこと。うん、生七味って何?とりあえずトライしてみよう!おぉ〜なるほどピリッと辛みきいた濡れ七味だ。ピリッとパンチが効いて確かに美味いぞぉー!
あら煮も多少骨とるの面倒だが美味い。これたいして量がある訳でもないのだが、アクセント的にあるとないとでは全然違う。
オススメのじゃこふりかけ?をかけてご飯は頂いちゃおう。加えて小鉢の佃煮ではないか?浜鯖焼きの漬けたもの?よくわからんが辛いがご飯にすごくあう。雑魚と交互に頂けばご飯1杯なんてあっという間に完食だ。
あぁ〜食ったぁ〜。でも残念ながら和食で腹一杯になるのって中々難しい?もう1人分食えちゃいそうな程余裕があるかも?更に、ランチタイムは食後にセルフのフリードリンクのサービスあるのも有難い。ホット&アイスコーヒーだけどね。もちろん、アイスコーヒーを頂いちゃおう。
でもこれで1790円ならば妥当かな?・・・っと思ったら横に小さく税込1969円とあるの気づかなかった。う〜ん、ほぼ2000円って安くないよね?確かに鮮度も質も申し分ないけど・・・個人的には高く感じちゃうってのが本音?
訪れてみて知ったのだが、駅前ということで駐車場を勝手に心配していたのだが、店舗の駐車場ある上に周辺パーキングが3時間無料となるので心配ご無用だった。
いよいよ3/16には北陸新幹線が敦賀まで延伸するので駅前ということもあり、新幹線待ち利用で人気は更に上がるのではないだろうか?そうなると利用チャンスが益々減っちゃう?ここは財布にちょっと余裕がある時に、自分へのご褒美的ランチって時にいいかな?もしくはチャンス少ないがホテル泊になった時の晩飯が1番だね。
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