何せ昭和初期に屋台として創業した高山ラーメンの元祖的な存在だ。しかも今やミシュランプレート獲得まで成しえ、名実ともに代表店として君臨している。
ここもメニューは中華そばの並と大のみ。正々堂々と男らしい設定だ。ちなみに、全国的には高山ラーメンと呼ぶが、地元ではラーメンではなく中華そば!又、蕎麦のとこは日本そばと呼ぶのだそうだ。
おぉ〜独特なちぢれ細麺と濃いスープ・・・これぞっ高山ラーメンだ。先に食したしらかわとはちょっと違ったアプローチのちぢれ麺・・・比べるとこちらは時間経過すると若干柔めになる?本来かた麺好きの自分では受け入れられないのだが、なぜかここのはOK!美味いからか?不思議と集中してあっという間に完食しちゃうから、柔くなる前に食い終えちゃうからなのだろう。
この店は仲間と喋りながら頂くのではなく1人飯にぴったりだ。おいおい、結果えらく2店甲乙つけ難い。
そして、このやや濃い味のスープも絶妙。中華と名乗るがスープは蕎麦つゆを思わせる和テイストだ。濃口醤油と節系の旨味が最高にマッチしている。なんでも濃い味好きの岐阜人仕様とも言えるが、個人的には嫌いじゃない。いやっ好きだね。
そして焼豚も立派。昔から高山の焼豚ってこんなに厚かったっけ?しらかわでも感じたのだが、もっと丼も小ぶり(博多ラーメンサイズ)で、ボリュームも少なく地味なイメージだったんだけど?
いやぁ〜美味かった。以前のイメージだと量が少ないので3軒くらい軽くはしご食いできると思っていたが、もう〜満腹だ。しかし、この2店は本当に正真正銘の実力派だね。申し分ないよ。どちら訪れても満足すること間違いないけど・・・やっぱり自分的には比べればここまさごに軍配だ。
ポイントはより自分の持つ高山中華そばのイメージに近いってことかな?良いも悪いもズバリ自分の思い描く高山ラーメンそのものだもんね。シンプル・イズ・ベスト!これぞっ元祖の味・・・流石だ。
今回はこれにてはしご食い終えるが、10年以上前、負けずにお気に入りだった豆天狗や甚五郎の味は変わってないかなぁ〜?懐かしいけど、次回のお楽しみにとっておこう。
うん、久しぶりに高山ラーメン思いっきり堪能できました。ご馳走様でした。
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