内五行と外五行? 投稿者:土佐の光龍 投稿日:2013年 4月19日(金)00時47分4秒 返信・引用
うさぎさんへ
いつも、纏まりの無い文章ですみません。
技撃精要P32の最後の行で 内外「拳を始める前から五行が動く。内五行が動き、外五行は随う。」と有りますが、五行、内五行、外五行を詳しく教えて下さい。
宜しくお願いします。
科学的なもの 投稿者:土佐の川えび 投稿日:2013年 4月19日(金)12時35分5秒 返信・引用
> No.392[元記事へ]
うさぎさんへのお返事です。
漢方と対称的に「麻酔科」は医療界に君臨してますよね。全身麻酔の一種、吸入麻酔がなぜ効くのか?がハッキリ解らない?と言われます。細胞の膜の上にある、ある種のたんぱく質に作用するんだろうな、程度とか。膨大なデータを積み重ねで使用されているとしたら、経験のなかで育ってきた鍼灸と重なりますよね。経験の分析も科学ですし。いつもの、ネットちょい知識です。だれか詳しい人がいたら教えて下さい。
呼吸する丹田 投稿者:k 投稿日:2013年 4月19日(金)17時01分43秒 返信・引用 編集済
東洋医学では「循環」を身体の本質、つまり、一番大切な機能として捉えているのではないかと思います。
平たくいうと「何か食べて排出しないと死んでしまう」。
まぁ、食べ物は一食抜いても死ぬことはありませんし、便秘で死んだ人もあまりいないとおもいますが、「水を飲まないと(そして排出しないと)3日で死んでしまう」のでこの循環はもっと本質的と言うか大切な循環なのでしょう。
さらに「息をしないと(十分くらいかなぁ)死んでしまう」のでこの循環が一番大切のではないでしょうか。(以前投稿した心臓を止めるヨガ行者も呼吸を止めることはできない ということでした(^_^;)。)
ところで「空気の排出」に関しては「皮膚呼吸」も大切です。「呼吸」と言う医学用語がついていますが、「毛穴からは空気を吐くだけで吸い込んではいない」のではないかと思います。
このように判断する理由は「身体の三分の二以上が焼けると皮膚呼吸ができなくなり死んでしまう」と言う話を聞いたことがあるからです。もし、毛穴から空気を取り入れているのならば「ラバウルでアメリカ兵から逃げる為に3日(だったと思います)頭だけ出して海の中を泳いでいた(水木しげる 談)」の水木しげるは、水中から空気を取り入れることが出来ないので死んでいなくてはなりません(^_^;)。
ただし、毛穴から空気を吐くことは行っています。
実は「これが丹田ではないか」と思った時、腰痛持ちだったこともあり「下半身浴」(ご存知ですかねぇ)を試してみことがありました。何を試そうかとしたのかと言うと「腰痛に効果があるかどうかではなく、下半身から気泡がどんな形ででてくるか」を観てみよう と思ったのです(^_^;)。
結果は予想していた通り下腹部からの気泡が群を抜いて多かったです。つまり、「丹田」が活発に皮膚呼吸をしていました。
下腹部が大きくなった後の「実験」だったのですが、もし、もっと早く気づいていれば、下腹部が大きくなる前と後で下腹部からの気泡の出方の違いを「観察」したかったです(^_^;)。
この意味でも戴氏心意拳は健康に良いのではないでしょうか。
以上「健康オタク話」の番外編でした。
呼吸する丹田 投稿者:土佐の川えび 投稿日:2013年 4月19日(金)20時57分25秒 返信・引用
> No.395[元記事へ]
kさんへのお返事です。
> まぁ、食べ物は一食抜いても死ぬことはありませんし、便秘で死んだ人もあまりいないとおもいますが、「水を飲まないと(そして排出しないと)3日で死んでしまう」のでこの循環はもっと本質的と言うか大切な循環なのでしょう。
> さらに「息をしないと(十分くらいかなぁ)死んでしまう」のでこの循環が一番大切のではないでしょうか。(以前投稿した心臓を止めるヨガ行者も呼吸を止めることはできない ということでした(^_^;)。)
>
お、おっ!それは、成瀬雅春先生ではないでしょうか?ヨーガ古典に息が止まる(止める)と記述があるが、それは、まだマスター出来てない弟子が師の様子を見て記述したのではないか?と確か発表されてました。
また、「一見派手(超能力的)な結果を望んでハタ・ヨーガをおこなうのではなくて、毎日足首を回すというような、地味な努力を積み重ねていると、いつしか極意に辿り着けるのである」と言われてます。興味深いですよね。
> 結果は予想していた通り下腹部からの気泡が群を抜いて多かったです。つまり、「丹田」が活発に皮膚呼吸をしていました。
>
> 下腹部が大きくなった後の「実験」だったのですが、もし、もっと早く気づいていれば、下腹部が大きくなる前と後で下腹部からの気泡の出方の違いを「観察」したかったです(^_^;)。
よろしければ、「下腹部が大きくなる」までの経過をお聞きしてよろしいですか?
私はまだ、「丹田を意識する」から「丹田を意識することができた」の段階に過ぎません。これかな?と思うことは有りますが「丹田をイメージではなく実感」は、まだと思います。実感については霍永利老師の論文が非常に参考になります。どの部分?はご容赦下さい。「じゃ、お前、霍老師のとこ行けよ」と追い出されるかも知れません。
内五行と外五行 投稿者:うさぎ 投稿日:2013年 4月20日(土)08時08分7秒 返信・引用
土佐の光龍さん 内五行と外五行について
p133にあるように、一般的な陰陽五行説では、内五行は、五臓といわれ、肝、心、脾、肺、腎のこと。外五行は五きゅう(字が出てきません)といわれ、目、舌、口、鼻、耳のことです。
内五行と外五行の関係は、「内にあるものは何らかの形で外側にも現れる」関係があります。
内五行の心の働きは、舌によく現れますし、肝の働きは、目によく現れるといったような関係になっています。
舌をみると、心の働きが良くわかるというのは、全身の血液循環が良いとか悪いとか、血自体が多い少ないとか、精神状態がどうであるかといったものがわかります。目をみると肝の状態が現れますから、その人の身体への気血の配分(疎泄作用といいます。)がよくわかります。具体的には、その人のストレス度合いであったり、過労とか、緊張、興奮とかといった様々な肝の情報が現れ出てくるのです。ですから、指導する者は、外五行を見ながら、それを手がかりに、内五行の状態、その人の状態を掴み、どんな練功、生活、食事、運動、精神活動をしていけば良いのかを指導して行くわけです。戴氏心意拳をやっている人は、指導者に、一目見られただけで、最近は過労が多いから、もっと休養をとった方がいいとか、芸術的な才能があるとか、人の話をよく聞いて、みんなをまとめて行く能力に長けているとか、………言われて、何でそんなことがわかるのかとびっくりした人も多いと思うのですが、それらは、霊感などではなく、内のものは外に現れるという陰陽五行の身体観から学んだ知識なのです。
心の働きは、目によく現れますが、それはマクロに見た見方で、もっと細かくみると、目にも五行がまたあります。
目の様々な部分や状態に肝だけでなく、心、脾、肺、腎の状態も現れますから、非常に細分化された情報が現れるわけです。ですから、目だけ見ても、耳だけ見ても膨大な情報源、それに伴う指導法があるわけです。
循環 投稿者:うさぎ 投稿日:2013年 4月20日(土)08時49分23秒 返信・引用
kさん 現代的知識の中では循環や働きという言葉が、わかりやすいですね。私も一般の人に説明する時にはよく使う言葉です。戴氏を学ぶ人には、循環がいいとか悪いとかだけでは深まって行きませんから、陰陽五行の専門用語なども学んで行きながら例えば肝気を高めたり、緩めたりといった具体的な方法を練拳していく方法をとっています。
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