砂蜥蜴と空鴉

ひきこもり はじめました

始まりは山賊から

2004年03月11日 | ログ
蜥蜴:で、いきなりRPG世界な訳か

空鴉:唐突ですねー

蜥蜴:っていうか目的もなしにいきなり放り出されてもねぇ

空鴉:まぁ魔王とか倒せば万事解決じゃないですか?

蜥蜴:果てしなくベタだなソレ

空鴉:とりあえず村を探しましょうよ。ゲームの基本ですし

蜥蜴:いいけど・・・・どうやって

空鴉:・・・・・・・・・・・・・・・・・え?

蜥蜴:私の目には見渡す限りの荒野が広がってるのだが

空鴉:それはホラ、看板とかそういうのがあって

蜥蜴:仮にあったとして見つけ出す間に死ぬだろ

空鴉:やっぱ・・・・死んだらゲームオーバーですよね

蜥蜴:コンテニュー可能って話は聞かないな

空鴉:・・・・もしかしてヤバいですか

蜥蜴:もしかしなくてもヤバいよ

空鴉:そんなぁ・・・・ここで野垂れ死にですか

蜥蜴:ん・・・・いやその心配はないみたい

空鴉:足音・・・・もしかして助けが!?

蜥蜴:阿呆。こんなとこピンポイントで助けに来るようなヤツはウルトラの星にもいないって

空鴉:えー・・・・敵ですか?

蜥蜴:多分ね。いや絶対だ。悪人面だし

空鴉:人を顔で判断するのはどうかと思いますよー

蜥蜴:世の中は割と不平等なんだよ

空鴉:とか言ってる間に囲まれましたけど

蜥蜴:・・・・アレ?こいつら喋らないの?

空鴉:本当だ。メッセージウィンドには表示されるけど声がない

蜥蜴:こんだけリアルだからてっきりフルボイス仕様かと思ったよ

空鴉:臨機応変でもないようですね。さっきから金を出せしか言いませんし

蜥蜴:レパートリーが少ない山賊だなー

空鴉:とりあえず・・・・やっちゃいます?

蜥蜴:そうだね・・・・ダルいけど戦うとしよう