砂蜥蜴と空鴉

ひきこもり はじめました

コメント

2004年06月09日 | ログ
見に行ったブログにコメントが30も40もついてるとコメント出来なくなる

コメントしていいのかな?、って気持ちになる

まぁそんだけ。そんだけの話。

ギャンブル

2004年06月09日 | ログ
『偶然は存在しない』

二十日鼠はそう答えた

-本当に?-

『少なくとも現実の世界ではね』

私にはその言葉は信じがたかった

『確かに偶然は存在する。だがそれはこの世界ではなく、そう空想や仮定の世界に生きる存在だ』

彼は器用に体を擦りつけカードを拾った

『このカードはダイヤの3だ』

表にしないまま言葉を続ける

『何の情報も与えられていない段階ではこのカーは52の可能性がある』

-だけど情報があれば-

『そう、そこに条件と仮定による推理が加われば可能性は減少する』

-じゃあ-

『だが』

彼は強く語る。世界の真実を告げるが如く

『現実は可能性に依存しない』

カードをめくる

『たとえ確率が0だとしても』

数字は示される

『確率はこの数字を変えられない』

二十日鼠の偉大な予言詩

『それが必然だ』