どうするのかな、中止かな?と思っていたら、「めったに予約取れないし、GoToなくて金額ちょっと高くなるけど、小さな宿やし対策もちゃんとしてはるから私たちは行くつもりやけどどうする?」と連絡が来た。「いやもう、私も行きます。こんなチャンスめったにないし。」と返答したのだった。
そんなわけでアラカン(私はだいぶ外れてるかも)女3人旅が始まった。まずしょっぱなつまずいたのは私。人身事故で電車が動いてない。慌ててまだ休みだった相方に電話、梅田まで送ってもらった。無事お昼もインデアンで食べて、さあ集合場所、と勇んで向かうも、レンタカー屋さんがわからない。近辺を2回ぐらいぐるぐる回って、電話もLINEも何故だかうまく繋がらず、ようやく繋がった、と思ったら目の前に彼女たちがいた。あ~良かった&遅れてゴメンナサイ・・・。
ドライブが趣味だという人に運転はお任せして、私は助手席でるんるんと景色を楽しむ。年末に降った雪がまだ残っている場所がいっぱいあった。
滋賀県は、琵琶湖の南側、というか東側?へは若い頃から何十回となく(何百回かも)通ってきたけど、湖西へはほとんど行ったことがない、と今回車で走っていて気がついた。楽しそうなところがいっぱいあるのに。という訳で近くまでやってきた。向こうが湖
到着。ほんとにこじんまりした雰囲気のいいお宿。
通常でも4室しかないのだが、今は2室のみ予約を受けているらしい。ラッキーやったんや、ほんまに。
夕食の時間まで、ちょっと部屋呑み。露天風呂が貸切になる時間を待つ。
部屋からお風呂に行くまでの通路は(外です)こんな感じ。お風呂も独り占めで快適だった。さすがに入る前は震えながらやったけど、帰ってきた時はぽかぽか。
いよいよウタゲが始まる。先付けは子芋と焼き鮎寿司
メインは近江牛のしゃぶしゃぶ
天然ビワマスのお造り。若女将(地下アイドルらしい、カウンターに彼女のCDが並んでた)曰く、「養殖と天然は味が違う、って言いますけど、私は天然ものしか食べたことないんで、どう違うかわからないんです。」とのこと
はしゃいで撮りまくる人々
あ!乾杯写真撮ったけど顔出しナシのを撮るのを忘れた。
これはビワマスの燻製。いくつか自家製の燻製を作っておられて、お土産やお取り寄せにもなっているらしい。
ビールからこんなのに移行、赤ワインではなくて、何やったかな・・・。
しゃぶしゃぶ、まずはポン酢でいただきましょう。
これは小鉢の蕪のあんかけ
この辺りで日本酒に切り替える、けどひとりだけ日本酒はやめとく、というので二人でいただく。
自家製燻製の盛り合わせ
近江牛のお寿司
デザートのアイスクリームまでしっかり堪能して
もう一歩も動きたくない。部屋に帰って即おやすみなさい。まだ8時台だったのではないかと思う。ひとりだけ、ゆっくり温泉に浸かりに行った人がいて、無事帰ってくるか心配でウトウトしつつ起きてた覚えがある。
さて一夜明けて、というか、皆それなりのお年頃で、しかも早くに床に就いたものだから、4時ごろからごそごそ起き出す人あり。私も起きたり寝たりしてたけど、ついに皆揃ってすごく早起きしてしまった。朝ごはんは9時半から、と決まっているのでそれまでの時間を何とかつぶさなくてはいけない。宿の前の湖畔を散歩することにした。
宿の前から山の写真を撮る人
雪はほとんど残っていないが、道の端によけてあるので、道路から砂浜へ向かう時はちょっと怖かった。
ここはこの温泉が経営するオートキャンプ場。今、またキャンプ人気が再燃してるらしい。それにしても真冬のキャンプ、なかなか渋い。
途中に水路があって、それ以上先へは進めなかったので、キャンプ場に戻り、この辺りをウロウロしながらずーーーーっと喋る。ひたすらしゃべる。
湖はええわ、波打ち際まで行っても、慌てて飛びのくことはない。
曇っていたけど、陽が雲の隙間から少し顔を出した。
残った雪と格闘する人
宿に戻る。ここは立ち寄り温泉でもあり、食事も充実しているので日帰りでも楽しめる。
お待ちかねの朝ごはん。これと、
これで一人前
蜆の佃煮とか小鮎の佃煮とか、赤こんにゃくとかの地元の味と、春を先取りの菜の花のお浸しが美味しかったけど、なんといってもこれが秀逸。自家製ベーコンでベーコンエッグ。もちろんご飯お替りした。
お腹パンパンになったところで、湖西を後に湖東へ向かう。彼女たちのプランでは近江八幡へ行くらしい。何度か行ったことはあるけど、ロープウエイは初めてだ。
ロープウエイは、この神社の横から出ている。日牟禮八幡宮。
先にお詣りを済ませてから行くことにした。私は初詣がここになった。境内にある「たねや」が寄贈したらしい、花手水
ちょうど祝詞をあげておられるところに遭遇
ロープウエイに乗った。
頂上は豊臣秀次の八幡山城の城跡
ぐるりと巡ってみる。西の丸跡
向こうに比良山系
裏側になると、とたんに雪が多く残っている。
大杉秀雲龍神
石垣の積み方が見慣れたものと全然違う。城オタではないのでわからないけど、雑、というのではなくて、ありもので組み合わせてる感じ?詳しい人、怒らないで!!
凍ってるやん!ここをヒールで歩いてたお姉さん、大丈夫やったんかな?こんなだったので、北の丸跡へ行くのは諦める。
瑞龍寺門跡、一応入ってみる。
三角の石が楽しかったので撮ってみた。
灯篭も。でもこれに灯が入ったところって、見られるんかな?ロープウエイの最終、4時半やったような覚えが。
山頂を堪能して下界へ。
さて、近江八幡のまちを散策しましょう。たねやとクラブハリエは後でね。
八幡堀
白雲館
とび太くん
白雲館の内部
ステンドグラスきれい
しばらくお堀端を歩く。
船が来たよ。
この辺りで上がろう。
蔵のレストランらしいけど休業中だった。
ヴォーリズさんらしい。
古い家並みが続く、新町通りを歩く。
重文
創業1585年て・・・。関ヶ原の戦いの前やん!
よし笛を商ってはるらしい。
あれは、今降りてきた山ね。
おおー、この一番下の名前は聞いたことがある。音楽仲間のお兄さんがライブやってはるところや。
これは多分新しい。
旧伴家住宅
江戸時代、朝鮮通信使が通った道らしい。
なんか、煉瓦造りのすてきな建物だった。
煉瓦、舞鶴に行ってから、ついつい見てしまう。
この辺り、洋風建築がたいへん多い。
この煉瓦もすてき。
八幡小学校、すごくすてきな建物だけど、元々の校舎を雰囲気そのままに建て直ししたものらしい。
かわらミュージアムへ行ってみた。
お堀端
裏側からだけど。
瓦とかビー玉とかが埋め込んである。
鬼瓦の勉強もした。中は撮影禁止だったけど、ほぼ貸し切り状態でたっぷり楽しんだ。
というか、街歩きもほとんど貸し切り状態。まず人が歩いてない、そしてお店もやってない。9時半に朝ごはんを満腹になるまで食べていたので、お昼は欲しくない位だったけど、食べたくてもお店を探すのに苦労したかもしれない。
で、お待ちかねのたねやでちょっと一息。
つぶら餅、お茶はサービスでいただける。
クラブハリエにも寄って、お買い物して、お漬物も買って楽しい旅は終了。
非常事態宣言が出ていない滋賀県も、今は知事さんが「出るのも来るのも遠慮してほしい」と言っておられるようだ。2週間経って何ごともなかったのでようやく書いたけど、良かったのかなあ、という気持ちはまだ持ってる。ただ、こんな時間も本当に必要なんだけどなあ、とも思う。
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