ぽっかりと空いた日曜日、少し前までは、衣替えもしていないし、家でのんびりしようかな、と思ってたのですが、タイトルのイベントがある、と聞いて、これはなんとしてでも出かけなければ、と思ったのでした。
時山のフェスは、3年前から場所を多治見に移して開催されていますが、それまで23年間続いたのだそうです。これはプレ時山の写真
アメリカからゲストを何組も招聘され、ライブの1ステージ位聴かせてもらいました。Gローショーも呼んでもらったし、子育て中で欠席した数年を除いて、かなりの回数楽しませていただいたフェスでした。子どもたちは転げまわって遊んでました。ブヨと山ビルと雨に悩まされたり、バンガローへの坂道で息を切らせたり、相方がステージ横の池?にはまって、主催者Y川さんに衣類をお借りしたり・・・。デイジーヒルの前身の、4人バンドができたのもこのフェスでした。もうもう思い出がいっぱいありすぎて、言葉にできない位です。バンガロー村自体が閉鎖になるということで、会場は多治見に移ったのですが、木造りのステージやバンガローが見納めになる、と言われたらお別れしに行かないわけにはいきません。
という訳で出発。
今回は、関ヶ原からではなく、八日市から永源寺ダム経由(八風街道)のルートに挑戦してみました。風光明媚な道でした。キャンプ場いっぱい。
四日市名物、とんてきの看板が至るところに。
途中、昨年の土砂災害の影響でしょう、あちこちに工事の車両や片側通行の看板、それに盛った土などが見られました。
到着したら、既に宴はかなり盛り上がっている様子。
いつも北陸でお世話になるN尾くん、今年は地元のライブと重なって行かれへんねん、ゴメンネ。M田くん、こないだの八日市ジャズフェス、前夜祭だけでも来たらよかったのに。などと懐かしい人たちにご挨拶。
バーベキュー、お肉も野菜も美味しい!レバー絶品でした。椎茸もすごくいい香り。
ここの名物、あまごです。
『ささや』の女将、お友達から送ってもらったというアサリをワイン蒸しに。
電気がまだ通っている、と聞いたので、去年、フェリーライブのために購入したミニPAセットを持ってきた相方です。
壮観ですね。香ばしくて、外はカリカリ中がふわふわなあまご。
大工のO橋さん、腕を振るうの図
このフェスの名物もう一つ。六さんの手作りおもちゃです。これはツバメ、なんですが、他の人がいただいたのは、「みやこどり」というのだそうです。大きくぐるぐる回すとしっぽが風車みたいに回るのです。
貝の口が開いてきたね。
本当は、私たちが到着するより前に、ステージの上で演奏があったらしいのですが、せっかく相方がマイクを用意したので、とまた始まりました。
あまごを手にする男M田くん。
とんぼさんもノンアルを片手にあまごに挑戦
なんか、ずっとマイクの前にいるんですけど・・・。
ギターも持ってきたことだし、最後にちょっとやりましょか、Y川さんがMCしてくださいました。
マイクから遠すぎでした。ほとんど音拾ってないんちゃうかな?でもまあいいか。
ここの自然の空気の中でやるのって、気持ちいいのですよ。
コードが届かないから下でやってる、と思ったんですが、どうも延長コードがあったみたいです。次のバンドは上で演奏。私が指名したT田くんとそのお仲間。
ドーグのバンドやオードソックスで見ていたI田さんの、普通のブルーグラスの演奏、ちょっとレアものじゃないですか?
マンドリンとマンドラのデュオ
マンドラのN尾くんは、酔っ払ってべろべろでステージを降ろされた思い出を語っていました。翌朝のみんなの視線が冷たかった、と。
Y川さんもギターでステージに。
Y田兄弟が到着しました。地元の祭りでひと暴れ?してきたらしいです。
とりあえずお腹を満たして、
写真も撮って、
次はステージです。
元祖Y田兄弟と
マンドリンはY村くん、という八日市トリオ
養魚場の下の河原で、かつてはキャンプをしていました。懐かしくなって下に降りてみました。
でも、あまりの変わりように言葉をなくしました。
これも土砂災害の爪痕です。たしか、このずっと上までテントサイトが作れたはず。跡形もありません。
ちょっと落ち込んで、会場に戻りました。そろそろ片付けも始まっていましたが、ナオギターを弾く蔵実店主
こちらでは口ジャム
懐かしいフェスチケットと、その原版です。
第1回のチケットは、とんぼさんが原画を描いたそうです。その後も何度か、中にはお嬢さんのもっちゃんが書いたものもあるとか。
土砂災害の義援金箱、僅かですが入れて帰ってきました。
記念撮影です。
メンバーが揃っていないので、待ってるところ。正式な写真は主催者のところかな。
帰りは関ヶ原から高速に乗りました。新しくなった大津のSAに寄ってみたら、トイレの個室に手洗い場も鏡も完備、でした。
時山の思い出、現地で色々頭に蘇ってきました。そのうち少しずつ書いてみたいと思っています。
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