スタートは11時でしたが、みんな早めに集合するようです。我が家も9時過ぎには家を出ました。この時点で、雨はほぼ上がっていたものの、どんよりした空。高速を降りて山道を走り出すと、
なんとまあ見事なフォギーマウンテン。普段ならカーブを曲がるたびに見える下界の景色、全く見えません。
どんどん走っていると、見覚えのある車が。慎バンドご一行様でした。
ところが、前の二台が牧場の駐車場直前で、曲がるべき道を直進してしまいました。相方もついつられて後追いしそうでしたが、危うく踏みとどまって無事駐車場へ到着。
この日の会場は、入口を入ってすぐのチーズ館の隣、まきば夢工房の1階でした。いつものイベント広場は、この建物の横を通ってずっと降りたところなので、動線としてはこちらの方がずっといいかも。しかも、同じ1階の端っこは、羊毛を使ったフェルト細工の体験会場となっており、後に同行者を待っているおばあちゃんとか、お父さんなんかもコンサートの方を覗いてくださっていました。
スタッフの方々がお掃除したり、ポスターを貼って準備してくださっていたので、出演者もお手伝い。
椅子を並べたりPAを用意したり。
一回限りなのに、パウチしてくださってます。「ブルーグラスコンサート」
こんなポスターも入口に貼ってありました。時間、ちょっと違ってて、お客さまに迷惑かけてしまったけど。
全体にウッディなとてもいい雰囲気のお店跡です。
朝からゴキゲンなご夫妻。我が家とは引きが強いらしいです。
マイクチェックですが、なかなか見られないメンツでしょ?
あちこちに、色んなお知らせが貼ってあります。でも、今ふと気づいたのですが、会場内になんぼ貼っててもお知らせにならないんじゃないかしらね?
まだサウンドチェックは続いてます。
これが6月まで営業していたお店の名前です。なんと、次に入るお店が決まって、この翌日から工事に入るので、立ち入り禁止になるのだとか。奇跡的なタイミングでしたね。
どちらからのお客様か聞きそびれましたが、バスでお越しの団体様、集合時間が11時なので、本番は見られないけど、リハーサルでいいから聴かせて、と来てくださいました。妙齢のご婦人方でしたが、とっても熱心に聴いて下さり、手拍子やら声かけやら、リハ中のRikka Pokkaにとってはすごく心強い声援だったのではないでしょうか?
やや緊張気味で1曲。ワンマイクに慣れてないのでしょう、ヴォーカルのあさみんの声が小さかったので、お兄さん、お姉さんが順に手振りでマイクに近づくように言ってます。
お客様から「もう1曲!」と声がかかり、歌いだすと
今度は客席から、「もっと近づいて」と手振りでアドバイス。とても陽気で賑やかなお客さま方でした。気に入ってくださった方も多かったようで、終わってから記念撮影しに戻ってこられる方や、ドブロの彼を囲んで質問攻めにしている場面もありました。
客席は空になっちゃいましたが、リハは続きます。慎バンド、その次にデイジーヒルも1曲やらせて貰って、
本番です。衣装も揃えてK戸大3回生バンド、Pikka Pokkaです。バンド名の由来については、六花という言葉を使いたい、とベースの彼が言って、それに何かくっつけよう、ってことでこの名前になったそうですが、N絵ちゃん、これで合ってる?
そのベーシストくんが歌います。
3人コーラスもすてきでした。30分、たっぷり聴かせてもらいました。
続いて慎バンド。結成26年、このバンドと同い年の子は、もうお父さんお母さんになっていてもおかしくないですね。
去年の同じイベントにも、4人揃って出演してくれました。今年は、3人でAlmost秋元慎バンドとして出る予定にしていたのですが、直前になってベースのTかちゃんが、「今年も牧場のイベントあるの?」と聞いてきたそう。なんと、彼はこのためだけに新幹線に乗って埼玉から日帰り出張してくれたのでした。しかもマイベースです。
Mりちゃんの歌。久々に聴いた、後輩の のんちが「やっぱりかっこいいですねえ,Mりさんは。」と言ってました。
間、ちょっと抜けて外で練習してきたので、全部は聴けなかったのですが、最後の曲が、なんとうちが用意してたのと被ってしまいました。ま、やるかなあ、とは思ったのですが、ね。仕方ないのでチェンジしました。
客席、向こう側は一般のお客様がそこそこ入ってくださってますが、こっち側はブルーグラス関係者です。前夜のじみいライブから引き続き山を登ってやってきてくれた若者もいます。
次がデイジーヒルでした。牧場、ってことで(一般のお客さまをちょい意識して)フォスター特集を試みてみました。
1.Ashokan Farewell
2.Field of Flowers
ここから、
3.Oh,Susanna
4.Swanee River
5.Hard Times Come Again No More
で、My Old Kentucky Homeをやろうと思ってたのですが、これを端折って
6.Green Rolling Hills
7.West Virginia,My Home
8.Scraps From Your Table
と、後半はいつもの、という布陣でした。ちょっと最近逃げの傾向です。もうちょっと攻めていかないとな、と反省しています。
デイジーヒルで前半は終了。ちょっと休憩をいただいて、その間にお昼ご飯。うどんを食べてきたというじみいと、パンでランチのQちゃんは雑談中。
晴れ間も出てきて、暑い位でしたが、全般的には涼しかったです。山だからかと思ったら、降りてからも涼しかったのです。もう秋ですね。みんなでお弁当タイム。遠足みたい。
主催者のK美さんが用意してくれたお弁当は、野菜たっぷりでまだあったかくて美味しかった~。お腹が空いてたし、出番は終わったのでがつがついただきました。茄子、最高!って言ってたのはあさみんだったっけ?うちの娘とおんなじこと言うな、って聞いてたのです。
急いで食べたのは、このバンドが始まったから。It's About Timeです。
ついこないだも聴いたけど、慎バンドの後で聞くと、二つのバンドの方向性が違うのがよく分かります。どっちの歌もMりちゃんなんだけど違うな。それとここはやはりKy子ちゃんがメインヴォーカリストだな。
A子嬢、この日は参観日だったらしく、お母さまとおばさまが客席で見ておられました。MCを聞いて客席を見渡したら、すぐ分かりました。そっくり母娘でしたよ。さて、どんな感想だったのか聞いてみたいな。
サザマンが始まる前に、慌ててソフトクリームを受け取りに行きました。お弁当の他に、ソフトクリーム券も配ってもらったので、大学生にはあらかじめ、「食べたいだろうけど自分で買っちゃダメだよ、券貰えるからね。」と言っておきました。去年もしっかり食べてたよね?これは私の。すぐ溶けちゃいます。
中で見たかったけどソフトが溶けるので外から覗き込んでました。
ようやく食べ終わったので写真を撮りに中に入りました。御大のリードでした。
十八番のサザンムーンです。
楽屋替わりの端っこのスペースには楽器が一杯。
最後はみんな入り乱れてのジャム大会。
普通なら2,3曲で終わるのでしょうが、このメンバーだとそうはいきません。関東へ単身赴任中のN尾さん、関東から単身赴任中のK寺くん、京都のベース弾きK藤くん、ベースをマンドリンに持ち替えたT村さん、あと、誰も忘れてないかな?その他出演者も総出です。
Kさらちゃんも歌います。けどキー低いで。
音がどんどん大きくなるにつれて、お客さまもどんどん入ってこられます。もうおしまいなんですけど・・・。申し訳なさでいっぱいになるほど場内満員!
若者が出たあとは、微妙な言い方で促された私たち同世代女子が3人、ソロを回してKeep on the Sunnysideを歌いました。最後は何やったっけ?結構長く続いたジャム大会もとうとうおしまい。
片付けながらよもやま話。のんちはン十年ぶりにリスナーとして復活です。
姫路のI井さんも来てくださったのですが、時間が1時50分からだと思って最後しか聴けなかった、と。ごめんなさい。あまり間が開いてしまうと、お客様が戻ってきてくださらないと思ったもんですから。去年、新聞を見て来ました、とおっしゃってたお客様が、今年も一番に来てくださってたのはとても嬉しかったです。
若者もくつろいでいる様子。この後ソフトクリーム食べに行ったのかな?
終わってから、バンド練習をするというIt's About Timeに付き合って、というわけではないのですが、まだしゃべり足りなくて、外のテーブルのところでしばらくぐだぐだやっていました。久しぶりに学園祭をやったみたいな気分だね、と話しました。ようやく重たいお尻を上げて山を降りたら下界はとっても綺麗に見えました。
丸一日遊び疲れたので、晩御飯は鍋。
穴子とキュウリの酢の物、卵焼き、ホワイトアスパラの葱唐辛子和えなどちょっと作って、前日実家で飲みすぎたので自重してノンアルで乾杯。楽しかった~。
主催者のK美さんは、今年限りかな、と当初は言ってたのですが、来年も続けられるようにがんばってみる、とのこと。なので、興味のある方は来年の同じ日、9月23日のスケジュールは開けておいてくださいね。牧場で歌ってみたい、演奏してみたい、という方もぜひ!今度は外でできたらいいなあ、と思っています。ほんとに気持ちいいですよ。
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