ひな菊の丘から

異種格闘ライブ

京都から帰宅後、夕方にはぽっとでいじーのマンドリン&MC担当、じょにーO田がバンマスを務める別のバンドのライブを聴きに行きました。相方は、3日(木・祝)のジャカジャカブルーグラスから、4日のフレンズ&ネイバーズライブ、5日のてぃんがーら、と4連荘ですが、まだ何とか余力が残っていたようです。

まず、前夜、話題に上った作品展を見に西中島まで行きました。畦地あつさん、ばすこたちの古いお友達で、かつてはミュージシャンを題材にした版画などをよく目にしたのですが、最近は布の作品がほとんどのようです。たぶん一度ぐらいはお会いしたことがあるはずだけど直接には知らないので、ちょっとドキドキしつつ行きました。作品展はほんとにすんごくすてきで、多少ちくちく縫物をする私にとっては刺激的かつ感動的な出会いがいっぱいありました。壁にかかっていたアップリケキルトの刺繍の意味を聞いたり、リバーシブルの重たいジャケットを試着させてもらったり、とても楽しい時間を過ごしました。本当はライブに来たい、と思っていたあつさんは、「Fくちゃんも来てたよ。」と言うと「あ~、やっぱり私も行きたかったなあ・・・」って言ってました。ギャラリーに置いてあった前夜のライブのチラシを見て、店主さん(と思う)は実物(私と相方)と比べて見てはりました。「うーん、似てるような似てないような、やっぱり似てるかな?」と。




名残惜しいけどお店(海月文庫)を後にして、次の目的地、オッピドムへ向かいます。実は徒歩で行きました。最近あまり歩いてないのでどうかな、と思ったけど案外近かったな。お腹が空いてたので、毎度毎度2軒の中華をハシゴするのも芸がない、と新規開拓に向かいました。本業のラーメンを食べてないので正しい評価かどうかはわかりませんが、アテ系が充実してて安いお店でした。11時までしかやってないので、打ち上げには向いてませんが。

生ビールセット800円、胡瓜とチャーシューのピリ辛あえが美味。これだけアテが付いていたら、1杯では足りませんね。



さて、ちょっとお腹も落ち着いたのでオッピドムへGO。

何故かキックオフはTogetherでした。Nおこさんから、26日のライブの件でメールを貰ってたのに、この日に会うからいいや、と返信をしなかった私。



3人コーラスは憧れです。(絶対に実現しないので。)この日、Kさんは淀川マラソンを走った後のステージだったとか。そんなんできるんですかぁ?すごいです。



今回のホストバンド、ムーンスターモンスターの連中が前の席でじっと見つめています。



続いて登場したのは修良のお二人。オッピドムの横丁ライブではおなじみさんです。



爆笑していいのか、くすっと笑うべきなのか…悩んだりして。



トリは、ムンモンです。なんせメンバーが多いので(これでもバンジョーが一人減)ステージにみっしり人、って感じです。



このバンドのウリのひとつがツインフィドル。クールなS井くんのフィドルに、センスのいい、でもルーツの匂いがたまらないK太郎の音が絡みます。



そしてもう一つの華がこのヴォーカルです。じょにーがモノマネをすると、まるで浦辺粂子みたいになるのですが、ふだんはちょっと天然っぽい若奥様です。でも、歌がはじまると、たぶん皆息を止めて聴き入ってしまうと思います。すてきな歌うたい、まいちゅう。



こちらもフィドルのK太郎とギターのTちゅうがいい感じにコーラスを付けてステージがすすみました。で、最後はこの日の出演者全員で、Blowin' in the Windの大合唱。

「いいっすかねえ?ほな始めますよ。」



「はあ~い。」



「コーラスならまかしといて。」by Together



盛り上がって終了しました。まいちゅうがお客さまからお花を貰っていたのを、バンドメンバーが写メしています。職場の人やら行きつけのスナックのマスター?ママさん?お客さま?やら、集客お疲れさんでした、じょにー。「死んでも来て。」って言われて京都からやってきたバンジョー弾きもいましたね。とりあえず楽しかったので連荘も苦になりません。



この後、もちろん例のM龍で打ち上げたのは間違いありません。季節柄、ブーツの人が多かったので、座敷よりテーブル席が人気でした。私たちは、調子に乗って最後までいて、電車が無くなってしまったので駅前でタクシーに乗ったのですが、そこでまた面白いことに出会いました。

座席に座るなり、運転手さんが
「お客さん、さっき隣にいた人、マンドリン持ってはりましたよね?」

確かにご近所(といっても徒歩圏内ではない。)のじょにーはマンドリンを持ってタクシーに手を振っていました。

「運転手さん、マンドリン知ってはるんですか?」
「はい、僕、マンドリンやってみたいなあ、て思てるんです。」
「へえー、そうですか。で、クラシックですか、さっきみたいなんですか?」
「いや、どっちでもええんですけどね。マンドリンていいですやん。」
「僕も弾いてます、マンドリン。さっきの形のんで、ブルーグラスっていう音楽ですけど。」
「ははあ、カントリーみたいな感じのんですよね?いいですね。僕、今からミュージシャンになりたいと思ってるんです。だからいつも車の中で練習してるんです。」

そういって運転手さんは、前の座席から束になった歌詞カードを取り出して見せてくれました。拓郎とかこうせつとか、懐かしいフォークソングが多かったです。それから、おもむろに歌い始めました。もちろんアカペラで。酔いも手伝って、私と相方がそれに乗っかると、どんどん曲が変わっていき、しまいには「あれやりましょか」「わあ、ハモつくといいですねえ。」などと言いながら、後ろを向く始末。お願いやから、前向いて運転してね~。

いつも東淀川駅の辺りで客待ちしてるそうです。チャンスがあったら一度乗ってみてください、うたごえタクシーに。
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