ひな菊の丘から

今、思うこと

今、私には保育所に預ける子どもはいない。学童保育に行く子も小中高校に行く子もいない。受験生も、就活生もいないし、家族は持病を持ってはいない。(一番危ないのは私かも。胆のうは砂でいっぱい。)妊婦も乳児も身内にはいないし、介護をしなければいけない老親を抱えてもいない。施設に入っている親と、近くにいるのに、感染のリスクが怖くて訪ねていない親はいるけど。
この中のどれかひとつでも、自分にかかわる事象があれば、生活はどうなっているのだろう。家で見られるなら休ませてほしい、と保育所で言われたとしたら?学校休業で有り余る体力を持て余して、ストレスのはけ口を探している子供がいたら、自分の将来を左右するかもしれない学校や職場にどうやったらたどり着けるのか、悩んで動いている家族がいたら、里帰り出産したいけど帰っても見てくれる人がいないから、故郷を遠く離れた場所で自分たちだけで出産に向かいます、という子どもがいたら・・・。

これらのことを思うだけで心が震える。怖いのはウィルスだけじゃない。ウィルスが人に及ぼすたくさんのリスク。もちろん仕事がなくなる不安や収入が激変する恐怖も。今、何が必要なのだろう、何が私にできるのだろう。胸が苦しいほどあれこれ考えるけど、今できることを指し示すことはまだできていない。

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