場所は、ミナミのバー音音(ねおん)、何だか判りづらい場所のようで、「わからなかったら電話下さいね。」と言われました。案の定、一度行き過ぎて、戻って、ビルの名前が下半分読めたので、ようやくたどり着きました。ビルの5階、窓は開け放されています。いいのかなあ・・・。
憧れの人は、セットリストを自分のルーツの順番にずらずらっと書いてきたそうで、「今までの人生で一番好きな曲をやります。」とドノバンのCatch the Windでスタート。その後も彼の曲を4曲続け、次はブルーグラスをやり始めたきっかけのNew Grass Revivalから、Cold Sailor。「ギターソロとかもう弾けないね。」なんてお喋りも交えつつ、Pennys in my Pocket,Good Woman's Love,The Dancerと、また4曲。
初期のNGRが、アイドルであったことはわかりました。その次は、Old & in the Wayから。Midnight Moonlight,Hobo Song,Wild Horsesの3曲でしたが、このアルバム、私には刷り込まれているので、ものすごくものすごく嬉しかったです。この時点でもう始まって1時間が経過。間のお喋りも楽しかったですが、私はMCなしで、どんどん歌で突っ走って欲しかったなー。
次に、「ミュール・プロジェクトのアルバムから、3曲続けてお送りします。」これも、一時期、私の愛聴盤でした。オリジナルとはかなりかけ離れたアレンジも、この方の仕業だったとか。In despairは、お客さまから、「サザンロックにしか聴こえない。」って言われてました。It's Mighty Dark To Travelも、ビル・モンローの曲とは別物みたい、でもかっこいいです。日本語の「いつまでも」の後、もう1曲で1回目のステージはようやく終了。
休憩時間に、昔の思い出話なんかをちょっとしていたら、来られてたお客さまの中に、共通の知人がいたり、知ってる場所があったり、学生時代ブルーグラスのサークルに入っていた、という方があったりして、全くひとりぼっちで入ってきたのに、お喋りができるようになりました。音楽がつなげてくれるご縁っていいですね。
さて、2回目のステージもいい曲満載。ブルーグラスルーツの曲はもうなかったけど、Mrs. Robinsonや、私の大好きなLove Has No Prideなどなど、本当に盛りだくさんでした。
良く考えてみたら、いつも聴くのは夏のフェスのわずか10分のステージで、こんなに長時間にわたって、たくさんの曲を浴びるように、しかもソロで聴けたのは、初めてのことなのでした。本当にシアワセ。特に、アコギの弾き語り、というのは私の長期的な目標なので、そういう意味でも行ってよかったなあ、と心から満足して家路につきました。ジャム会帰りの相方にメールしたら、ちょうど駅前まで戻ってきて、更に飲んでいるとのこと。待ち合わせして一緒に帰りましたが、あまりに「良かった、良かったわー」と私の眼がハート型になっていたのがちょっと癪に障ったのでしょうか、帰宅すると、すぐバタンQでした。
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