*Dance Bon Bon Schedule blog*

おどりのカタタチサトの活動、DanceBonBonのワークショップやイベント情報などupしています♪

呼吸と密度。

2005-06-29 | 05ソウル
朝、起きたらベッドが砂だらけだった(爆)ゆっくり風呂につかって、めずらしくサンドイッチを買う。しとしとの雨。妙にカラダにまとわりつく熱。キムヨンヒのメソッドでもある呼吸をつかったトレーニング。これをおどりに生かして、と言われている。呼吸をためる、と彼女が言うのは、カタタのいう密度でいっぱいにする。に似ている。無呼吸おどりが得意なカタタ、更なる進化過程におります。カラダいっぱいに、部屋いっぱいに、空間に派生していく密度。目は、絶対に内にこもらないように。皆でおわった後やさしいものが食べたくなり、ベトナム屋でフォーを食べる。偶然、国際女性会議の時のスタッフたちが入ってきて、久しぶりに再開。本番、観にきてくれるそうだ♪一人で、ぶらぶら。一人で、もくもく。一人で、するする。ソウルの街を歩く。雨がふると、埃や排気ガスが蓋をされるようで、熱にまみれながら、迂回して歩く。

砂の洞窟でディスカッション

2005-06-28 | 05ソウル
稽古。それぞれダンサーの時間がきまってきた。何度もやっていると、それぞれの人の立ち方や時間、息のしかたがパターン化されてくる。キムヨンヒ氏はそういうのみながら、どんどん振りをつけていってる。カタタの部分は、基本的に全部自分の振りなんだけど、なかなか何も言ってくれないのよねー。ふんばるわ!聞いても良いとしか言われないので2回目の通しの時は、思いっきりインプロで違うことやってみた。また、良いって言われた・・んーまだまだカタタの力、だし足りてないなっ!韓国ダンサーの紹介の店で夕食食べたんだけど、おいしい!さすが、地元。スルミョンと石焼プルコギ丼、石焼とびこ丼、石焼たこキムチ丼、どれもうまい。素材もうまいし、辛さもそれぞれに違っていくらでもいける。国立劇場で、笠井さんを見る。今日は、国吉さんや大谷さん、千日前のダンサーなどとロビーで会えた。笠井さんは、やっぱり笠井節爆裂で、もう、何時間やってんのか麻痺してくるくらいで、かっこいい。韓国ロックでカーテンコールもかなり粋だった!00年にシアターゼロで東雲舞踏がやった時、呼んでくれたのはシムチョルチョン氏。彼が弘大にいるというので、合流。軽くご飯を食べて、2次会へ。ダビドォコッチョッタという、バーに行ったら、奥の部屋は白い洞窟で砂がしきつめてある!ペルシァ絨毯を敷いてくれ、螺鈿細工の机を囲み、うまいワインを飲み、ダンスについて、パフォーマンスについて、熱く語りあう。もう、カタタは途中からやっと皆が腹割って話せてうれしかったのと、ついついワインをクイクイのんじゃったので、かなり骨なし状態でくにょんくにょん砂の上でころげまわっていた(笑)ひんやり冷たい砂が、ホテルのベッドよりカラダにしっくりきて、疲れたカラダをほぐしてくれたし♪いつ死ぬかわかんないんだからね、命がけで楽しまなきゃ!♪

考えすぎはダメだなぁ。

2005-06-27 | 05ソウル
はぁっ;;稽古、なんだか皆が音楽になれてきてダメだ。考えすぎたか身体が固まってしまって・・・最後には希望を持って歩く。二本の足で歩くって大変よ?おどるってことは、おどりって、おどりのカタタです。なぜおどる。ぐるぐるしちゃって大変なので、勢力をつけに、サムギョプサルをもりもり食って、にんにくばりばりほむって、東大門に行ってきた!ダンサー3人とマネージャーで行ったんだけど、ネオンビルの2階皮フロアーで冷静な判断力はすでにゼロ(笑)あの皮にだきつき、この毛皮にほおずり♪どのコートもジャケットも袖を通してみなくちゃわかんないわ♪そう、カタタは大の毛皮好き。でも、金持ちではないので、ほんとに悩んで悩んで他の人にも見てもらって、知らない人までまきこんで、ムートンジャケットをゲットしましたーーー。きゃおほほほ。困ったわ。このジャケットを入れて帰るバッグがなくってよ♪

チムチルバンで垢をおとす。

2005-06-26 | 05ソウル
昨日、少し物足りなかったので今日は朝から通訳のチソンに、日本でもこの5人は一緒にやったことも環境も違う5人だし、もっともっとお互いに言葉もたりないんじゃないかって言って、キムヨンヒ氏とのディスカッションの時間を作ってもらった。今まで、キムヨンヒ氏はあせっていたのか、とりあえずやってみせてちょうだいという印象をうけていたんだけど、今日は、ちゃんとこちらの目をみて、目をあけて、自分の言葉で説明してくれたので、初めて一緒にやっている!という感触を得た。そうなると、早いもので、カタタは自分の作ってきたものをさらに進化させていこうとやってみたら、キム氏は通訳ほっぽって気になるところなど、どんどん言ってきてくれる!カタタのおどるところで、舞台上にたくみ氏もいるのだけど、呼吸がすっと入ってくる瞬間があっておもしろい。雨期に入ったせいか、今日はどしゃぶり。ざぶざぶになりながら、迷いながらサウナ印のチムチルバンを発見!ハングルしかかいてないけど、カタタは実はもう読めるのだ(^^)垢すりは実は初めて。苦手なサウナでいっぱい汗をかき、風呂に死ぬほどつかっていたら、ぱんつ一丁のおばちゃんに「あんた!もっとふやけなきゃダメよ!」みたいに言われ;朦朧となりながらふやふやになる。そのふやふや体をおばちゃんがひきずってゆき、台にのせられたぁーっと思う間もなくグワッシグワッシごぼっしゅごぼっしゅ豪快にやってくれるぜ!粘土みたいな垢がでるのねーー。嬉しいっ♪頭も洗ってくれて、ぬるぬるしたもので、マッサージも♪スポポスポポすっポーンボカンパボカンパすっぱぱパーん♪ラップ調子で、人の体に巨乳のっけて、おばちゃんったら、すごいリズム感やねチムチルバンも初!ふつうのサウナより、しっとりねっとり暑い・・ござが敷いてあって、服で入れてねっころがる。ヨモギが壁にいっぱいかかっているので自分がよもぎもちになった気分で寝転んでいると、あっという間に太ももまで汗だくふうっ。ハンジュンマッは、時間がなくて入れなかったんだけど、ぜひこっちにいる間にためしたい!!帰りにみなで、近所の定食屋に入り、なんとか駆使して頼んでみた隣のおっちゃんとか、若者も協力してくれておいしいチゲやらなんか貝の辛いためをおいしくいただくー。食べすぎだよーーー嬉し泣きだー

舞踏フェスに頭をきりかえて。

2005-06-25 | 05ソウル
昨日、おとついと自主練だった。今日から、キムヨンヒ参加!
カタタ、原田拓巳氏、遠田誠氏、前田紀和氏、長井江里奈氏の5人が日本から呼ばれたダンサーで、みなそれぞれが「キダリン(待つこと)」というモチーフでピースを作ってきた。
今日、カタタはスカンクの曲で衣装をつけておどった。ほかの人もそれぞれに特徴をいかしつつ作ってきていた。なぜか、曲はすでにできており、キムヨンヒ氏はその場で構成を決めていった。ちょっとものたりない。なぜなら、入りとはけの順番やおどる場所を決めただけど、まだ誰かとかかわったりとかコラボには至らなかったから。
カタタのおどりは自分で作ってきたそのままで良いとのこと。できれば、キムヨンヒのメソッドも織り交ぜて、さらに強く作ってほしいと言われたが、ほかのダンサーおどってたら、おどりもかわるし、関わりたい部分もでてくる!明日から、毎日リハはあるので、どんどんかわっていくことを期待する。
率直に、音に対して意見を述べてみた。今のところ出来上がっている曲でやるつもりだと言っていたけれど、どんどんやっていくうちにボディディスカッション、音楽に対してもキムヨンヒ氏もうちらから盗んでって、良い作品になるといいな。

夜は、国立劇場で大駱駝艦の公演をみる。海印の馬をみるのは、実は3回目。
初めてみたのは、新宿だったろうか。好きな作品ではあるが、10年以上前とくらべて男性舞踏衆の身体つきがかわってきていて驚いた。皆、背が高くて細い!前は、小林さんや若林さんが大きい人たちに見えていたんだけど、今回はけっこう同じくらいの丈に見えた。大好きなスカートぴょんぴょんのシーンを見てうふふとして、終焉後はレセプションへ。
日本では、きっとこんなにゆっくり話せないだろうメンバーがいっぱいいた。
麿さんや駱駝のダンサーともゆっくり会話できたし、笠井さん、広太さん、石井達朗さんなんかも普段忙しくて挨拶くらししかできない人や、相川さん、原口もいたな♪久々に日本語でくっちゃべれてよかっただす。

今日は、バタバタ移動してて、おいしいものは食べてないんだけど、昨日たべたイカのフェ(刺身)は、高知ばりにおいしかった♪


チョウフンドゥンのすばらしいおどり!!

2005-06-24 | 05ソウル
今日は舞踏フェスの日本人ダンサー全員がそろったが、自主練習。それも、おもしろかったんだけど、今日は!今日は!
すばらしい舞踊家に出会えた最高の日!!
アラタ、キムキヨン、ジョンファとその友人と一緒に、アートセンター10周年記念企画ソウルのBIG4を観に行ったの。伝統舞踊を極めた4人が入れ替わり2作品ずつおどる。キムメジャさんも出ていた。
そこで、カタタは、チョウフンドゥンという人を見た。彼は最高の舞踏家だ。
身のこなし、技はもちろんだけど、身体感、世界観、皮膚感どれをとってもすばらしい。すごいおじいさんなんだけど、鳥であり、人であり、足元の世界から吹く風、頭上に広がる光、指先ひとつで世界を変えて、じじいにも虫にもなり、海をわたる足、カラダがからっぽになったり、ずっしりしたり。はぁ感動!!カタタはあまり理想という人間はいないんだけど、この人の域にいきたい。と本当に思ったよ。こうなりたいわけじゃないんだ。見た人が今、カタタが感じてるように見てくれるのが幸い、という感じ。
まだ、興奮さめやらぬ。
明日から、カタタのおどりはかわると思うぞ!!



あずさモテモテの日(汗)

2005-06-23 | 05ソウル
ベッドが固いせいもあるし、昨日の本番中衣装にひっかかったアラタのコーク爆弾ベルトが、音がおもしろいので何度も床にぶちつけてたら自分の背中にもあたっちゃって・・・の打ち身もあるし、なんせ早く目がさめたのに体がうごかない(汗)1時間くらいもぞもぞストレッチしてようやく回復。
回復したらこっちのもんで、さっそく散歩して、ソウルは暑いしなぁ~ともって来たジーンズをひざ上丈にお直ししてもらう。こぎれいな店が並ぶ脇にちょこんとおばちゃんがこぎたなくやってるお直し屋で、こないだ買ったジーンズも裾をちゃんと手間隙かけて直してくれた。これで千円かぁ、皆は安いって言ってたけど、こっちの値段っていまいちよくわからん。ご飯とか夜たらふく食っても千円くらいだし、朝ごはんなんてまるまる1本キムパプが250円くらい。なのに喫茶店は500円くらいするのさ。服とか下着も日本とかわんないしなぁ(日本が安いものが増えたってのもあるけど)
今日から、舞踏フェスのリハ!!といっても、キムヨンヒは自分の公演があるため、自主練。みっちり体動かしてたら、回復しました♪

夜は、アラタとサムギョプサルをかなりの勢いで食べ、彼女に「食事の時のスタイルが韓国風になってるーー」て笑われちゃったよほほ。
今日は、ファイナルパーティーだったので、今まで手伝ってくれた人たちとかんぱいしたりつたない韓日英語(わけのわからない新語)をおりまぜ、たくさんの人がパフォーマンスを見た感想など教えてくれた。だいたいが、こういうのを見たことがない人で、劇場とかは行くけれど、こういうのを間近でみるといろいろ考えさせられる、と言ってた人が多く、ぐっさりきてもらえて良かったなと思った。そして、大勢の人が舞踏フェスにも来てくれることになったので、はりきって作っていくぞーーー!
一人の学生が、カタタのおどりはものすごくパワフルでどきどきした。でも、少しわたしはsadを感じたでも、すごい気持ち良かったと言っていて、素直に嬉しくなった。

「あずさモテモテ」というのは、デズリリムの作品シュガースィートが映画祭でやっているから、それを見た人たちが、カタタのやった役がかわいいーーーきゃーーとかなって、写真とってぇ~とかサインしてぇ~とか言われたのさ(汗;;)ああ、はずかしかたさーー。ふう。


カタタパフォーマンス_国際女性会議 in ソウル

2005-06-22 | KATATA DANCE
時間:6月22日 18:30~
場所:梨花大内_POSCOビル_サランカフェ横広場
■ LA FESTA DE TERRORISTAS ■
出演:Performance: Arata Alicia Kitamura
 おどり:カタタチサト
 sound, Piano:Kiyong Kim

6/19~25 
The 9th International Interdisplinary Congress on Woman
[会場] 梨花女子大学(韓国・ソウル)
[ウェブ] http://www.ww05.org/english2/index.htm

国際女性会議でのパフォーマンスを終え。

2005-06-22 | 05ソウル
暑い日が続いています。本番直前まで、○○イッソヨ?○○オディソパラヨ?と走りまわり、ピアノ到着やら機材レンタルやらもう大忙しの準備。ピアノが遅れるっ!スタッフがいないよ!あ!アレをウーマンズセンターのところに忘れた!モニターが動かないよ!と皆てんやわんや。キヨンは、始まる前からピアノの横で、韓国の知人友人と談笑し、カタタはたんたんと準備をし、アラタは大汗かいてあせってた。夕刻、気候もよく。風のふきぬけるエントランスで、私たちはLA FESTA DE TERRORISTAS を始めた。キヨンの打つ木の音に呼ばれ、それは始まった。知っていた人も、知らなかった人も、それをみた。赤ん坊が機関銃を持って戦闘服を着せられた写真をみた。わたしたちが乱舞するところをみた。何十カ国から女性会議のために集まった人たちが、これを見てどう考えるのか本当に興味がある。残念なことに、パフォーマンス終了後のディスカッションの時間までは枠になかったので、多くの人と話せなかったけど、キヨンの親友で、アラタもよくしってるジョンファさんが私たちのために席を設けてくれていて、何人かと話をできた。皆、国際女性会議に参加するだけあって、研究者やら教授やらなんだけど、どういう肩書きとかは関係なく、たくさんのことがらについて話ができるってのはいいものだ。アートについても話すわ憲法について話すわ。大変なもりあがりだ。ひさしぶりに、外の気持ちいいところでおどった。そらは大変に遠く感じたけれど、プールの底から空をみるよりもずっと、風にはこばれる時間と雲の動きがうねっていた。風穴でもあるし、谷間風でもあるしの方向が妙にその場の人たちの体をざわつかせているのを感じた。

おっと、アクシデント。

2005-06-21 | 05ソウル
午前中から、北の山(大使館が多くあって、セコム入ってます家が多い金持ち地区)を超え、国立大学で3人でリハーサル。キヨンが教えてる学校なんだけど、鏡ばりのピアノもあるダンスレッスン部屋ったら、贅沢だわねーー。ひとしきりやって、方向も決まり、今日のお昼は韓国定食のおいしいお店。石釜ごはんに韓国みそしる、ポッチョギ?豚肉みたいのやら、にんにくやらキムチやら3種類の味噌やらつけあわせがたくさんあり、大量の多種類のはっぱがどーんっておかれて!ああ、うまい!こっちでは、たまに石釜ごはんをすくった後にお茶をそそいで、またそれを楽しめる店がある。これが、うまいのさ。お茶漬けってこの味を楽しむものよねーとしみじみ。午後は、明日のための買出しに新村をぐるぐるし確かにほとんど買いそろえた頃・・・アクシデント勃発。ピアノが借りられない!?ありえないよね、借りられなかったら!急いで、以前から知り合いでこっちで踊りの教室ももってるヤンヘジンに電話すると前に電話したときから調べていてくれたらしく18万円くらいレンタル&運搬にかかるらしい。色々友達もあたってくれたんだけど、運搬だけど10万はするという。シアターゼロのシムチョルチョンに電話して、楽器屋を聞いてあたってみるが、やはりそのくらいする。今回、ディレクターでもありパフォーマーでもあるアラタは、梨花大のオーガナイザーと何度も電話しあってる。。けっこう、韓国なれしてきだしたカタタだけど、これはしんどい。結局明日の朝、楽器屋から借りることになってホットしたけど、本番前にやめてくれよーって思ったさ。前の「ど」の時も、本番前に奈落空きの前で踊っちゃダメっていきなりいわれて、かなりしんどい思いで踊りを作り直したし、ひょっとして今回も一晩で作り直し??とか心臓がキュゥッとなったもんねーまぁ、夜はソルンタン?豚骨風味のにゅうめんみたいので落ち着き、PCパンによって明日にそなえて、早く眠るのだ。