東雲のヨーロッパツアーやＮＹの打ち合わせ続き

久しぶりに東雲舞踏の打ち合わせ♪
留守の間に、秋のヨーロッパツアーの話しもまとまりつつあり、報告＆引き継ぎ
自分のおどりについて、色々韓国にいた間感じたことや考えたことも２人に伝え
これからにむかってさらに信頼を深め。

昨日は、来年１月にＮＹのjapan society　でのshow caseに参加するので
アンクリさんにお邪魔して、ミーチング。立派なところに立派な事務所。
ラングさんという方と、テクニカルな話しをする。2003にＮＹbutoh fesに
行った際、japan societyは覗いたんだけど、なかなかこれまた立派な地区に
あり、びっくりしたのはＮＹは劇場によっては塗料のスプレー缶が使えないってコト！
東雲は前回の舞台から、白塗りで舞台を汚しすぎないように、手足の先を
オフホワイトのスプレーで色塗ってたんだけど、その使用がＮＧというのだ。
やはり、危険物だから。タバコもダンサーたちは、氷点下の中屋外まででて、
死ぬ気で外で吸うのだそうだ。スプレーもそうなるのか！？（でも、外で白塗りの
女３人がスプレーしてたら、不審だよな）

カタタ今の目標は、ヨーロッパもＮＹも雪山に登るくらい寒いと聞いたので、
免疫をつけること！今日だって、東京は寒いさ！でも、袖無しでちとがんばって
みている。（冷え冷え；）
これを買えば防寒には、絶対大丈夫！！って御品があれば即ゲットだなーー

たった２５日間離れていただけなのに改めて。。

日本、東京がか？
湿気がねちゃつくなぁ。
花が好きなんだね。いたるところで、色の花、香りの花会えて嬉しい。
野菜の味がしないなぁ。
人がゆっくり歩いてるなぁ。
街の空気がおちついてるやぁ。繁華街でも、微妙に静かな空気が底に流れている。
世界で、大変なコトがおこっていても、ニュースは人ごとだ。
目がキラキラしてうっとおしい位のおっちゃんやおばちゃんはどこにいる？
ラーメン屋さんが多いね（笑）

ホームタウン、高知をよく思い出したの。それも、真夏のよさこい前の。
毎日が、そういう喧噪と何かを待ち受けるざわざわした空気に包まれていた。
昼も夜も。韓国おもしろかったーーと同じくらい、高知よさこい祭り！
行きたいがやきーーーー

今日のごはんは韓風(^-^;

明日香が作ってくれた♪

海にかえる

成田に着いて、なんだか、東京にむかっていると落ち着かなくなり、路線変更！！海へ向かう。ビルと込み合った建物、そびえるビルを見て、ああ今日はちょっとムリだーと思ったの。緑こい方へむかい、着いたところは九十九里。だいぶ深呼吸して、そうかーーそういえば海みてなかったんだー。としみじみ。海はカタタに必要。鼓動がおちつくところ。ずっと、休みなかったし、久々ぼーっとしました。砂と水いいねー海の家が一軒だけ空いていて、焼きはま定食を食べたら、ああ、醤油味！忘れてたー好き好きこの味！と新鮮な気分。

空港でとめられ、無事かえる（笑）

ひゃーー。６時半にホテルを離れ、いよいよ韓国ともおわかれ
空港で、携帯を返しに走り、さあ、出国！とおもいきやーーーー
まじで？まじで？なんでカタタがひっかかんの？
そっちに行けよっとばかりに冷たいお姉ちゃん。カウンターのずっとはずれの
小さな個室・・訳わかんないまま、なに？と聞きつつパスポート渡すと。。
「オーバースティ」
その一言を聞いたときは、さすがのカタタも眉間にしわが寄っちゃったね
オレ帰れるの？ていうか、帰らされるんだよな、普通？あれ、もう来れないとか
そういうこと！？？ーーー気分は、すっかり犯罪者；；
ビザとるにあたって、滞在期間のことはちゃんと言ったはずなんだけどーー
もう、待ってて照会するからって言われてから、長かったーー（涙）
結局、次回からは９０日でとってくれって、追い出されたかたち。はぁーー
もう、いっそいで食堂で牛肉細切り辛いスープ定食をつっこみ、慌てて
搭乗だーー！皆時間ないから、食べないかったけど、最期だしね。あぁうま辛♪

長い滞在で、韓国の人たちとのふれあいや、日本グループの韓国での
とまどいも見たりして、好きになりました。この国。
もっと、色々しりたいので、また来ることあれば、ちゃんとリズムや伝統舞踊
を習いたい。今回知り合えたたくさんの韓国の方、日本の方、今後につながる
線がみえたり、自分のおどりの幅が拡がる予感がしたり、
たくましくなったカタタでした♪

韓国、最後の日。舞台。

日韓友情年の舞踏フェスの中で、昨日、今日の韓日コラボ枠。キムヨンヒ作品に日本人ダンサー山崎広太作品に韓国人ダンサー。今回の滞在で作品作りをしてきて、自分が日本人であることや、韓国の伝統舞踊のこと、大陸のリズム感、島国の身体感。色々なことをかんがえることができ、貴重な体験をさせてもらった。山の緑の中で、深呼吸をしながら地面より下から吸うカラダを通して放つ呼吸。丹田に力をためて、動く。カタタはモダンダンスを始めて、舞踏魂にふれて、自分のおどりをみつめたくて、ソロもやりはじめて。鏡でありたくて。力強く立ちたくて、２本足で立つってことは本当に大変なことなんだ。と思って。見過ごしがちな中に大切なことが潜んでいることを掘り起こし。このカラダに生まれたからには、おどるのがワタシの生きることと勝手に思っている。本番前に、あいかわらずハイテンションになって、天城越えと百恵ちゃんを熱唱しながら踊って、またまたキムヨンヒ氏に笑われながら、リハの出来に不満の彼女に「いやいや今夜は、きっと最高の舞台ですよ」とｃ調にうたい、いざ本番。ああ、おもしろい。今日のお客様はうねうねと熱い波を持っていました。昨日のお客様たちは、少し黄色い線を感じたけれど。みなさん、ありがとう。みにきてくれた方、主催の方からスタッフ、ボランティアのみなさま、ムトダンスのみなさん、今回ここにこれてカタタダンスももっと力強くなることと思います。

KOREA-JAPAN Friendship in Dance 2005

■■KOREA-JAPAN Friendship in Dance 2005■■
この開催期間の中で、Young-hee KIMさんの作品にダンサーの１人としてカタタが参加します。
同じ日に山崎広太さんの作品も、韓国のダンサー達がおどります。

日時：７／７（木）・８（金）２０：００～
場所：韓国ソウル　国立劇場・小ホール DAL
ＨＰ：韓日ダンスフェスティバル

■■KOREA-JAPAN Friendship in Dance 2005■■
BUTOH Festival Contemporary Dance Festival
6/25～7/14 Seoul KOREA
ＨＰ：CID-UNESCO Korea Chapter

七夕！本番初日！３回の通し体力一本勝負！

アップは十分にできた。一度通しをやり、気合いを入れゲネの前にムトダンスのメイクさんが来てくれて顔だけ仕上げてもらう。カタタは露出が多い衣装なので、ボディケーキでカラダも塗ったが、かなり自然な色。ゲネは緊張感がはりつめて、良い出来だったんだけど、途中からブラゴムが落ちて、何がどうなってるかわかんないんだけど、とりあえず反り身多様。ゴムが切れていた！マネージャや通訳の子はかなりはらはらしたらしい。応急処置してラストまでなんとか。すぐに衣装さんが飛んできてくれて平謝りしてくれたが、自分で直すからいいよ。と言ってもこれがワタシの仕事だから、と持っていってしまった。ありがとう。本番。おもろかった！途中膝の打ち所悪く、足が伸び切らなくなってしまったが、そんなコトで参る振りはカタタは作ってないので、おどりきる！おわって、ロビーに出ていくと、２２日に一緒にやったキムキヨンや、ユキヲちゃんご一行様が来てくれていて、感動したぞーーー！嬉しいぞ！ありがとう！シムさんに彼らのホテルの近くで良い店あったら、紹介してあげて♪と言っておいたがどうなったかな。キムヨンチュルも来ていて、皆なんか良かった良かったと嬉しげに伝えにきてくれる、その皆の顔がみれてカタタこそ、嬉しいぞよ。ちそん彼は、恐かったと言っておった。CIDの主催の打ち上げに行く。舞踏フェスも、コンテンポラリフェスも皆まじっての飲み会だった。舞台スタッフの人や、音楽の人、CIDの人らと交流を深める。全然言葉は通じないんだけど、通訳の人に聞いて「かっこいーー」と乾杯しにきてくれたりカタタダンスが好きだと言って肉を勝手にごんごん焼いてくれるCIDの人や熱い熱い。千野さんと韓国の舞踊の話しなどに花を咲かせ、近藤良平さんや身体表現サークルの人たちや、三浦さんなんかももりあがり、途中でクーラーに負けてタクシーでかえる。通訳の子が、カタタ部屋に泊まったので、韓国の家族への思いとか、上下関係の話しとか興味はつきることがない。カタタファミリー＋ホームタウン自慢をすれば、負けじと家族の話をしてくれる。この通訳のパクチソンという子は、気もつくし、性格もよくダンサーのストレスや不安になるだけ対応してあげたいという熱意ももっていて、今回非常に助かった。ぜひ、こういう仕事に就いてほしいものだ。

KOREA-JAPAN Friendship in Dance 2005

■■KOREA-JAPAN Friendship in Dance 2005■■
この開催期間の中で、Young-hee KIMさんの作品にダンサーの１人としてカタタが参加します。
同じ日に山崎広太さんの作品も、韓国のダンサー達がおどります。

日時：７／７（木）・８（金）２０：００～
場所：韓国ソウル　国立劇場・小ホール DAL
ＨＰ：韓日ダンスフェスティバル

■■KOREA-JAPAN Friendship in Dance 2005■■
BUTOH Festival Contemporary Dance Festival
6/25～7/14 Seoul KOREA
ＨＰ：CID-UNESCO Korea Chapter

劇場入り！本番前日だ。

昨日、シノさんと相川さんが照明仕込みをすませていたところへダンサーのりこむ。９：００入り。劇場入りだと身がひきしまるから不思議だ。明かり作り、アップをしながら。急に通し。照明がけっこう赤のSSを多様していてさらにバランスとるのに力を要する。普段、こんなに片足で立ったりしないからなぁ気合いだ！相川さんに、おまえ良くなったなといわれ喜ぶ。衣装をつけて、２回目の通し。まだ５人の呼吸がばらばらなトコロがあるが、ジョジョニしまってくる。皆明日の本番のために気をひきしめている感じが伝わる。この南山は、国立公園にも指定されていて、劇場とホテルの他はなにもない。ホテルの朝食も久しぶりに、普通のスクランブルエッグとか、フレンチトーストとか、ベーコンとか、シリアルを食べれる。でも、コーヒーは薄い！！俗界に身を浸したくなり、ひとりでフラフラと下山。東大門の雑踏でぢっとしてみたりする。若者も金のない人もおじさんおばさんもおしゃれな人も競輪の場外券を求める人も、色んな人がごったがえしてる。すごくいやすい。街の食堂で辛いスルみょんでおなかを満たし、前から持ってた貝開きのスーツケースが気に入ってなかったので、ここ何日か探していたんだけど、ついにでっかい布の蓋式スーツケースをゲットし（６千円くらい安かった！）、屋台のおじちゃんにマレーシアからか？と聞かれ（ああ、ついに・・）この辺のＰＣパンは日本語がないのであきらめ、スポーヅッサージに少し行き、またフラフラとひとりで山へ帰る。劇場の食堂で少し早い夕食をたべに行き、ホールに顔だしたら、ちょうど山崎広太さんの作品の通しをやるところで、どっぷりと見る。本番全日の緊張感が高まっている。精神集中をしてから眠る。