*Dance Bon Bon Schedule blog*

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秩父の夜祭り

2005-12-03 | 旧)カタタったら日記
日本3大曳山祭り!「秩父の夜祭り」に行ってきた♪♪
暗い夜道を明かりと喧噪にむかって歩いていくと・・
ど・ひゃーーまさに今、「上町」の山車がかかえ声とともにこちらにせまってくるではないですか!!人垣の多さに山車をひく若衆の姿は見えないものの、かけ声のうしろから現れる巨大山車。船頭らしき人たちが欄干にくくりつけられ両手を大きく広げて身をのりだしている。この人たちは、落ちたら、この巨大山車の下敷きになって死んでしまうんだろうけど、落ちてもかまわないくらいの勢いで威勢のいいかけ声と振りで進んでいく。初めて見たので、何がなにやらわからないけれど、その勢いが通り抜けるまで息つく暇もなく見入っていた。
秩父神社では、今から出発する「本町」と「下郷」の山車がにらみ合っていた。見物客はさらに増えて、下におろした手ももうあげられないくらい。
方向転換する際に、巨大山車のおしりにてこ用木材をつっこみ、せぇーのぉっの声にあわせて大人が何人もがかりで木材をおろす。その瞬間、船頭やら屋根上の人やら乗せたまま山車はぐらっと前のめり!一斉に「おおーーーっ」と見物客。そのままその肢体をぐらぁり、だけど思ったより早く回して、方向転換。行事の提灯がうらうらと人垣の頭の上を抜け、拍子木がなって、神社を出ていく。
冬のしびれる寒さは顔をずっとなでていて、だけど押し倉饅頭の人混みの熱気、山車を曳く人、梶をとる人、屋根で見張る何人かの人、船頭。冷たい中の熱気は湯気が立ち上るようで、心地よかった!花火もすぐ近くで上がっている。
この街には初めて来たけれど、建物も昭和初期の感じで残っているし、若い衆も大人も赤ンぼうも皆が自分の連の街の法被を着て、挨拶をしている。凍る寒さの中、人たちはこうして毎年すり合うんだわ。いいなぁ。
ドキドキするけど、ほっとする。また、色々なお祭りや民芸能に行ってみたいわ!!