【545】正智院(大楽院) 高野山
住所 和歌山県伊都郡高野町高野山159
宗派 真言宗高野山
山号 高野山
開山 教覚正智坊
本尊 阿弥陀如来(不動明王)
国宝 文館詞林残巻
重文 木造不動明王坐像 木造毘沙門天立像 仏頂尊勝陀羅尼経 銅五鈷鈴
学僧だった教覚正智坊が開山,本覚房道範が中興,平等房懐賢が開基とされている。古代から中世,近世を通じて多くの学僧を輩出。唐代の文館詞林残巻(12巻)が国宝に指定されているほか,奈良時代の仏頂尊勝陀羅尼経(1巻),唐代の銅五鈷鈴,平安中期の木造不動明王坐像,鎌倉時代の木造毘沙門天立像が重要文化財である。宝性院門中の常法談所として繁栄した。