【355】神呪寺 西宮市
住所 西宮市甲山町25-1
宗派 真言宗御室派別格本山
山号 甲山
開山 如意尼
本尊 如意輪観世音菩薩
重文 木造如意輪観音坐像(秘仏) 木造聖観音立像 木造不動明王坐像 木造弘法大師坐像
備考 新西国霊場21番
甲山を神の山として「神の寺」としたことから「かんのじ」と呼ばれるようになったとか、開山した如意尼が感応した意味で「感応寺」と言われるようになったとも言われています。真言「神呪(しんじゅ)」とは、「仏の真の言葉」と言う意味で当て字として「神呪寺」と書き「かんのうじ」と言われるなったと言います。「神を呪う」と言う意味ではないようです。
寺伝によると、神功皇后が国家平安守護のために、山に如意宝珠・金甲冑・弓箭・宝剣・衣服等を埋めたと伝えられています。甲山の言われでもあります。
甲山へは登るつもりがなかったのだけど、山嫌いの低山登山愛好家としては、標高差100mの山は登らざるを得ない。と言う訳で、登ることに。山頂は広い丘の上と言う感じで、見晴らしは黄砂でモヤっていて悪かった。しかし、広くてのびのびできて良かった。
御詠歌
来てみれば すがたも花の かぶと山
寺もわが身も 薄雲の中
観心寺、室生寺とあわせて日本三如意輪とよばれ秘仏として5月18日に御開帳されている。
山門
多宝塔
甲山
スミレ
アセビ