【394】増上寺 東京
住所 港区芝公園4-7-35
宗派 浄土宗大本山
山号 三縁山
開山 徳川家康・酉誉聖聰(ゆうよしょうそう)
本尊 阿弥陀如来(黒本尊)
重文 三解脱門 紙本著色法然上人伝、大蔵経 花園天皇宸翰辰記目録
備考
増上寺は、浄土宗第八祖酉誉聖聰上人によって開かれ、浄土宗の東国の要として発展した。徳川家の菩提寺として6人の将軍が眠る寺として庇護されてきた。
黒本尊の阿弥陀如来は、恵心僧都源信の作とも伝えられ、家康公が深く尊崇し勝利を祈願した勝運、災難よけの霊験あらたかな仏として江戸庶民の尊崇を集めた。黒本尊の言われは、香煙で黒くなったからとも、人々の悪事災難を一身に受けとめて黒くなったからだとも言われているが、家康が最初に言ったと伝えられている。