【金剛山】1125m 大阪千早コース
金剛山には昭和49年から連続で18回
毎年色々なコースで登山している。
今回は18年ぶりとなるが過去一番多いコース
千早コースをとることにした。
千早登山口506m⇒頂上1125m⇒伏見峠980m
⇒念仏坂⇒ロープウエー下670m⇒千早登山口
距離 約10キロ
千早登山口に駐車600円
朝早いと言うのに もう下山してくる人が多い。
それも走って下りてくる。
ここは 1万回登山している人が居るほど
何回登ったかが競われている。
仙人や山姥を越え、役行者さえも越えた存在かもしれない。
さて 回りのペースに惑わされて
体力の消耗が激しい。
マイペースを保のに神経を使う。
朝8時前と言うのに なんでこんなにも人が多いんだ。
ただただ階段を登るが 段差が低いので足への負担は軽い。
更に、一方の足だけ上げるような階段の幅でなく
建物の階段を上がるような感じだ。
とは言え 永遠と続く階段。
地蔵さんが所々あって 癒やしてはくれるものの
そろそろイヤになってきた頃、道は雪で白くなった。
顔を上げると視野に 霧氷が飛び込んできた。
景色は一変し 白銀の世界へと変貌する。
頂上への近道と楽な道との分岐まで来ると
頂上まであと少し。
もちろん楽な道を選択すると
木の根元の穴に誰が彫ったか地蔵さんと
見返り地蔵らしき石仏が迎えてくれる。
少し登ると頂上の転法輪寺が迎えてくれる。
お参りを済ませ御朱印を頂き
御所方面の見晴らしがよい広場に立つ。
1時間45分と言うところです。
化け物達はこれを走って上り下りするそうですから
30分ほどで登ってくるのではないでしょうか。
恐ろしいことですわ。
葛城神社本殿へ進む。
本殿から少し下るとダイトレとぶつかる。
紀見峠方面へ行くと展望台がある。
見晴らしは最高である。
金剛山で唯一の見晴らしの良さだ。
遠く、三石山、岩湧山が見える。
展望台から少し行くと国民宿舎と
キャンプ場があり昼食をとる。
マイナス4度と風でガスバーナーがすぐ消える。
風よけが必要か・・・己の体を風よけに。
手が凍りそうなほど冷たく箸が持てない。
うどんが食えねぇ~ 我が叫び。
さて、伏見峠まで下り ダイトレと分かれ
念仏坂へ 唯一アイゼンが必要かもしれない。
ここは 少しずつ用心して下る。
可哀想に軽が脱輪していた。
凍結した滝があり そこから道から雪が消える。
千早ロープウェー駅への道に出る。
後は、車道を下り千早登山口まで戻るだけだ。
18年ぶりの金剛山 景色は変われど相変わらず
しんどい山でした。