【585】總持院 高野山
住所 和歌山県伊都郡高野町高野山143
宗派 高野山真言宗別格本山
山号 高野山
開山 行恵総持坊
本尊 阿弥陀如来
總持院は平安時代、久安年間弘法大師から二十八代目の山主、行恵総持坊の開基の古刹。細川家・相良家・土方家・亀井家・伊達石見守家等々の全国に檀縁を結んでいる。第28代検校の行恵総持坊による開基で今に至る。
總持院は、次の三院を合併している。
※正塔院 弘法大師の後を継ぐ高野山第2世として高野山の開拓に当たった真然大徳の開基にして仁和3年(887)の創建。
※龍城院 新義真言宗の開祖、興教大師大師覚鑁の開基。
※理性院 惟信法親王の開基。法親王は三条天皇の第三皇子であり、応徳2年(1085)に創建。