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【584】善名称院真田庵 九度山

2020年10月13日 | 【 近畿の古刹 】

【584】善名称院真田庵 九度山

住所 和歌山県伊都郡九度山町九度山1413
宗派 高野山真言宗
山号 伽羅陀山
開山 大安上人
本尊 地蔵菩薩

備考 尼寺

善名称院は、和歌山県九度山町にある高野山真言宗の寺院。真田昌幸・信繁の蟄居時代の草庵跡と伝わる場所であるが、諸説ある。和歌山県の史跡に指定。別称は真田庵。牡丹の名所としても知られ、城郭風の本堂の八棟造も有名である。
寛保元年(1741年)に大安上人が、真田昌幸の庵跡と伝承のあるこの地に、地蔵菩薩を安置した一堂を創建したのが始まりである。

(参考)真田十勇士は、戦国時代末期から江戸時代初期にかけての武将で、講談で親しまれた真田幸村(信繁)に仕えたとされる10人の家臣からなる架空の勇士達である。
(立川文庫以来)猿飛佐助、霧隠才蔵、三好清海入道、三好伊左入道、穴山小助、由利鎌之助、筧十蔵、海野六郎、根津甚八、望月六郎の十勇士となっている。

ちなみに 三好清海入道は女だったと言う話も有る。
映画等では 奥深い山の中のイメージだが、九度山は高野山の玄関口に当たり昔から栄えていた。真田昌幸・信繁が高野山に流された折にも妻を連れて女人禁制の高野山へあがれないために九度山に留め置かれたと言う説もあり、流された割には深山で無いことに驚かされる。

 

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