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【101】金剛峯寺 和歌山高野山

2011年10月29日 | 【高野山の塔頭】

【101】金剛峯寺 和歌山高野山

住所 伊都郡高野町高野山132
宗派 真言宗総本山
山号 高野山
開山 弘法大師
本尊 大日如来・弘法大師

国宝 不動堂 木造八大童子立像 木造諸尊仏龕 阿弥陀聖衆来迎図など

重文 奧院経蔵、徳川家霊台、山王院本殿 大門 木造大日如来坐像 木造不動明王立像 木造孔雀明王像など

 真言宗総本山高野山金剛峯寺、宇宙の中心である大日如来の世界、金剛界曼荼羅の世界観を完成させた高野山。高野山は、極楽浄土ではなく、密厳浄土と言う厳しい世界を経験したもののみが得られる浄土、密教の極致を表している。
 金剛峯寺の大きな本堂に、蟠龍庭の石庭があります。蟠龍とは、昇天していない龍のことです。弘法大師らしいと思いますね。未だ未熟な身なんだと戒めるために作られた庭園なんでしょう。大伽藍には、金堂(本尊薬師如来)をはじめ大塔(本尊大日如来)、孔雀堂(孔雀明王)、不動堂(不動明王)、御影堂と配置されている。また、多くの塔頭が配されている。その各塔頭が、多くの高野聖を排出し、日本の隅々まで真言宗を広め末寺を建立していく。そして、一大集金システムを作り上げたのであります。
 はっきりとした目鼻立ちの八大童子は、運慶独特の「にらみ」の玉眼が効果を発揮しています。金箔で光る孔雀明王は、快慶の作で後鳥羽法皇により彫られたものです。西塔の大日如来(金剛界)、大塔の大日如来(胎蔵界)と印が異なります。

 

大伽藍 根本大塔 

金堂 

金剛峯寺  奥の院

御詠歌の御朱印



阿字の子が あじの古里 立ち出でて

また立ち帰る 阿字乃古里


「私たちは、大きな大日如来様の慈悲の中から、この世に生を受け、また亡くなると大日如来様のもとへ帰っていく。」と言う意味の御大師様のお言葉とのことです。

 

  霊宝館                  大師教会



金剛峯寺本堂



金剛峯寺 山門

大伽藍

御影堂

多宝塔

金堂

東塔

六角経蔵




不動堂

東塔

西塔


大師教会



霊宝館

八大童子(高野山霊宝館) 慧光(恵光)・慧喜(恵喜)・阿耨達・指徳・烏倶婆・清浄比丘・矜羯羅・制迦(制多伽)。



蟠龍庭の石庭




雲海に 浮かぶ高野の 大伽藍 燃ゆるもみじの 蟠龍庭











 大塔





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