【001】大安寺
住所 奈良市大安寺2-18-1
宗派 高野山真言宗 別格本山
山号 熊凝山
開山 聖徳太子
本尊 十一面観世音菩薩・虚空蔵菩薩
嘶堂 馬頭観世音菩薩
重文 木造十一面観音立像 木造馬頭観音立像 木造不空羂索観音立像
木造聖観音立像 木造楊柳観音立像 木造四天王像
癌封じの竹筒の酒を頂き本堂に入る。本尊を尻目に左のお堂「嘶堂」へ移動。頭に馬頭がなく白蛇が首や腕を巻いた馬頭観音が安置されている。他に類を見ないお姿です。馬頭観音だと言われるからそうなんだと拝しますが、何も言われなければ、聖観音菩薩かなと思うくらいでしょうか。蛇が巻いてあり雨乞いを意味するのかどうか不明だけれど水に関係のある観音様だと思われます。
さて、本堂をお参りし、外の蔵にいくつかの仏像がありお参りする。平城京には、東大寺と西大寺、大安寺と薬師寺と対峙されていて昔は大規模なお寺であったようです。
大和13仏 虚空蔵菩薩 御詠歌
おおぞらのつきぬ みくらを みしなれば わがねぎことの たまやたまわん
久しぶりに立ち寄ってみたら 嘶き堂が傾いていて 新しい嘶き堂が完成していた。
いやはや ずいぶんご無沙汰していたもんだ。