あの時に 役立たぬこと まちがった
知識の虜 それが災害
大川小学校の悲劇は人災
裏山のことの認識が間違っていた。
大人なら知らないはずは無いと。
裏山の樹木に注目すべきところが、
できなかったからである。
土石流を起こすと認識していたのが間違い。
土石流を起こすのは、針葉樹だよ。
針葉樹は、松・杉・ヒノキなどよ。
これらの根っこが貧弱。
しかし、広葉樹は根っこが深く・広く絡み合って
土砂が流れるのを防ぐ役割を果たすよ。
この知識があるか、無いかで行動が決まる。
裏山の樹木は、広葉樹だったはず。
当然、そこから這い上がって行くのがベスト。
福島県の高速道路で、分るはず。
道路に迫った水。
必死でがけの根っこや幹に捉って這い上がって
助かったドライバーがけっこう居たのである。
この違いです。
単純な知識で明暗が分かれる。
全国いや世界中の人に知っておいてほしい。
私の父は、こういうことの知識名人だった。
だから、私は子供たちに接するときも、
意識していたよ。
三重県の樹木の工事は、こういうことで
知識を生かしています。
颱風や水害から学んだことです。
高台に逃げる幹線道路を多数張り巡らせて
その道路から、順次上がって高台に行くようにして
平野部の家を建てる必要があります。
津波警報で、近くの道路から高台へ張り巡らすのです。
図面は書くことが面倒でしませんが
イメージしてください。
10メートル→20メートル→30メートルと。
そこは高台にたどり着くように。
是非、考え直してほしい。
そのとき、車いすでも可能。
走って逃げるのも可能にしておく。
そうすれば、障碍者も動物も助けられる。
伊勢湾台風や49年度の水害で懲りたから
工夫したのが三重県です。
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