なでしこBLOG

短歌と俳句のおもしろコミュニケーション広場

B-29と十年後  

2015-07-20 12:20:15 | 撫子の談論

幼年時   田舎で夏に   唯一の  

楽しみごとは  海水浴よ    

 

バス旅行   海岸沿いの  海の家  

賑わいのとき   浜辺で遊ぶ   

 

  (  こんな光景は、長続きしなかった。 )  

ある年で  ラジオ放送   かじりつく  

大人の姿   なんだろうとか  

 

水死者は  36の   遺体なり   

小学校の  生徒・先生    

 

海岸で  突然の波   引き込まれ  

大惨事にて  責任者とか   

(  当時の校長先生が、責任を問われ、大変なことが。 )  

 

( 生き残った人たちの証言で、驚く事実が。  )  

警察の  聞き取り調査  共通の  

事象があって  説明できず   

  (  生き残った人の証言で。  )  

海側の  浪間に黒い  影のよう  

おいで・おいでと   ひっぱられたと  

 

必死にて  流れてきた木   捕まえて

浮き上がったら  助かったとか   

 

  (  実は、その日から、ちょうど10年前のこと。 )  

 

B29  街を壊滅   逃げ惑う

人と囚人   黒焦げになる  

  (  海岸の手前に、囚人の施設があったとか。 )  

 

浜辺へと  逃げ惑う人  めがけババ  

バーン爆音   全滅したと  

 

あとで観て  ア然と返す  コトバさえ  

ないほど無残   そのまま海へ  

 (  土座衛門として、流したと。 )  

 

 (  それから丁度、10年後のその日に。36人ちょうどの人・子供らが。  )  

 

因果律  時空を超えて    供養する

声の高まり  供養塔など  

  (  事故のあと、数十年後に。建立されて。

  黒焦げの遺体と  水死事故の人らを共に、供養したと。 )

 

  (  その結果、海は穏やかさを取戻し、海水浴場になったと。 )  

 

 

 

 

 

 


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1 コメント

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Unknown (ヒロ君)
2015-07-20 15:58:14
何か起こると責任を追及されます。私の高校の体育の時間にラクビー事故が起き、生徒が死にかけました。それ以後教育委員会のお達しで、体育のラクビーは無くなりました。学校では結構危ないことがありますが、事故が起こるまで改善されません。
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