ロシア外相が「ヒトラーにユダヤ人の血筋」と発言したことが波紋を広げている。
当然、事実であったとしても、かなり危険な発言だと考えられる。
https://www.mid.ru/en/foreign_policy/news/1811569/
問題視されているのはこの部分。
~~~~
His argument is: How can there be Nazism in Ukraine if he is a Jew? I may be mistaken but Adolf Hitler had Jewish blood, too. This means absolutely nothing. The wise Jewish people say that the most ardent anti-Semites are usually Jews. “Every family has its black sheep,” as we say.
彼の主張はこうだ。彼(ゼレンスキー)がユダヤ人であるなら、どうしてウクライナにナチズムが存在するのでしょうか?私の勘違いかもしれないが、アドルフ・ヒトラーもユダヤ人の血が入っていた。これは全く意味がない。賢明なユダヤ人たちは、最も熱心な反ユダヤ主義者はたいていユダヤ人であると言う。"どんな家族にも黒い羊がいる "と言うようにね。
~~~~
そして、プーチンが謝罪したと報道されているが、
<プーチンが謝罪との報道>
プーチン氏が謝罪、外相の「ヒトラーにユダヤ人の血」発言巡り(ロイター)
— タマホイ🎶🍃🗻 (@Tamama0306) May 6, 2022
イスラエルのベネット首相は5日、ナチス・ドイツの独裁者ヒトラーに「ユダヤ人の血が流れている」としたロシアのラブロフ外相の発言について、プーチン大統領が謝罪したと述べた https://t.co/AuA3OaJS5A
おかしなことに、通話記録に謝罪の記載はない。
<「クレムリンによる通話記録には(プーチンからの)謝罪の記述なし」>
イスラエル紙
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) May 5, 2022
プーチン大統領、ロシア特使の「ユダヤ人ヒトラー」発言に謝罪 ベネット事務所が発表
クレムリンによる通話記録には謝罪の記述はなく、大統領は首相と「歴史的記憶」、ホロコースト、ウクライナ情勢について話したと述べている。https://t.co/2fr3jh7nBr
おそらく、プーチンが謝罪したことにしないと、イスラエルは困るのだろう。
ロシア外務省は、謝罪どころかさらに反論を続けている。
<ロシア外務省「イスラエルはウクライナのネオナチ政権を支持している」>
ロシア外務省、イスラエルを批判「ネオナチ政権を支持」https://t.co/fYj5SAqFit
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) May 4, 2022
<ロシア外務省「ジョージ・ソロス」を名指しで批判>
若い頃、ヒトラーの支配下で、ナチスが殺害した人たちの財産を集めるのを手伝ったことがある」https://t.co/EB4roj8be8
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) May 4, 2022
機械翻訳
シェブロンにドクロをあしらったゼレンスキー
不審なことに、米国やウクライナも、イスラエルをむしろ矢面に立たせようとしているかのように見える。
<イスラエルを「後押し」する米国>
米国はイスラエルにウクライナ支援を拡大するよう要求しているhttps://t.co/HESMOcqurL
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) May 6, 2022
<「イスラエルの関与」を認めるウクライナ>
ウクライナ、ウクライナ軍で戦うイスラエル人傭兵を認めるhttps://t.co/BqsExmeXkA
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) May 5, 2022
機械翻訳
ウクライナのメディアは、イスラエルの傭兵がウクライナ軍で戦っていることを認めている。
これは、ロシア・イスラエル戦争(いわゆる「エゼキエル戦争」)の端緒を見ている可能性があり、注視していく必要があるだろう。
なお、日本はロシアの隣国でありながら、立ち位置はイスラエル側である。
<長めの動画ですが、従来通り、藤原直哉さんの見解が参考になりますので、宜しければ以下をご覧ください。>