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大統領失踪 感想

2019年12月03日 | 読書
元アメリカ大統領のビル・クリントンが書いた小説『大統領失踪』を読みました。





サイバーテロをテーマにしたミステリー作品ですが、
大統領経験者しか知りえない内容も多く書かれていとのことです。
アメリカ大統領がここまで国家のために動いているのであれば、
クリントンはどうしてあんなことで弾劾を受けるようになったのか不思議です。
しかしホワイトハウスの要人たちは自分の事しか考えていないのかと思いました。
今のファンド関係者と一緒で「今だけ、自分だけ、得すればよい。」
大統領さえ裏切ることをいとわない、
これまでもいろいろなスパイ小説に出てくる事はほんとなのかと考えてしまいました。
それと敵対するロシアがアメリカ大統領を暗殺するとは考えられないのですが、
もし、それをしたらどうなるか分かっているはずですが…
まあ小説なので仕方ないのかもしれません。
また、サイバーテロについですが、
インターネット大国であるアメリカがこんなに脆弱なシステムであるとは思っていませんでした。
自分は基本的にはインターネットにはセキュリティはないと思っています、
どんなに暗号化しても、どんなネットワークを作っても、
インターネットに接続したら防御はできないと思っています。
理由はインターネットを作った時には生前説で作られたプロトコルです。
最初にファイヤーウォールで防御することと、暗号化でしたが、
ことごとく破られています。
本当にプライベートネットワークを作るのであれば、
インターネットに接続させない、専用端末で、専用OSで公開しない、
通信プロトコルも専用で公開しない、当然回線も単独回線であり、
通信機器も独自で作り、当然海外生産などありえません。
でもこれだけのことをしたとしても安心できません、最後は内部の人間が裏切るからです。
それとクリントンは現トランプ政権に対する恨みがこもっていると感じましたが、
支持率はいまだに40%以上あることの方が不思議です。
コメント
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