毎年Jazz Club Birdでは新春スペシャルライブ小濱安浩カルテットで始まります。
メンバーは全員地元出身です。
昨年はピアノがなかにし隆さんでしたが、今年は新鋭若手ピアニスト榎貞雄さんです。
このメンバーでの演奏は始めとのことです。
ファーストセット1曲目は曲名紹介なしで、榎貞雄さんのピアノソロで始まりました。
演奏スタイルは正統派です、キレもあり、グルーブ感もありますが、
音色は繊細で、綺麗です。
安東さんは相変わらず、歌心満載で、安定した、ベースワーク繋ぎます。
ドラムの吉岡さんはこのリズムセクションを支えています。
御大の小濱さんは何時ものバードスタイルで聞かせています。
3曲目に安東さんをフィーチャーした「愛とは何でしょう」でベースソロから始まりましたが、
何時もの控えめな演奏とは違い、鋭いベースタッチでグイグイ引っ張ります。
それに応える様に皆さんのプレーも白熱します。
演奏曲目は決まっているのか、決まっていないのか分かりませんが、
ベテラン3人はいにかんしていない様子ですが、榎さんは少し戸惑っているようです。
それは演奏時にも3人は絶えず榎さんに注目されていました。
榎さんも3人に応える様に演奏はヒートアップして、聞かせてくれます。
セカンドセットも同様にハードバップスタイルで聞かせてもらいました。
大変楽しい新春スペシャルライブでした。
ピアノの榎さんはこれからも注目して行きたいと思いました。
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