熊本在住で九州を中心に活躍しているピアニスト園田智子さんと、
東京より日本屈指のベーシスト吉野弘志さんを迎えてのスペシャルデュオ演奏を聞きに行きました。
本来ならば、ds小山彰太氏も来られる予定でしたが・・・・
お二人とは初めてです、ファーストセットは1曲目に三文オペラから「モリタート」と言われましたが、
隣の女性が後で確認されたら、「マック・ザ・ナイフ」でした。
続いてクルト・ヴァイルから3曲演奏されました。
どうも園田さんの選曲のようで、クルト・ヴァイルがお好きの様です。
園田さんのピアノは女性らしい細やかなフレーズを奏ででおられ、
それをベースの吉野さんが寄り添うように包み込んでいかれており、息の合った演奏です。
セカンドはセロニアスモンクのミステリーオーソでスタートしましたが、
吉野さんはワールドワイドに活動されていて本日はタジスタン民謡曲をモチーフにバラードをメインに演奏されていました。
ここでも園田さんのピアノは一音一音丁寧な音使いで吉野さんの濃圧のベース音とからもあってしっとりと聞かせていただきました。
Duoならではの美しくも白熱した良い音に包まれた素敵な一夜となりました。
吉野さんは広島出身とのことで、自分もまだまだ勉強不足も痛感しました。
(注) Mack The KnifeのオリジナルはKurt Weilが「三文オペラ」のために書いた「Moritat」を
1959 Atlanticで初めての白人男声シンガーBobby Datinが歌って、全米No.1
その時のプロデューサーはトム・ダウトです。
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