今回の特別号は2012年10月号「海上自衛隊の潜水艦」の内容と写真をもとに現時点での状況を加味して編集、追記されたものです。
特に写真を多数掲載されていますが、前回掲載している写真と重複している物もあります。
やはりソナー関連はありません、映画「ハンターキラー」では多少は映像化しているのですが、どの時代の装置であるかは不明です。
本文では従来の涙滴型SSS型から葉巻型新SSS型に移行してきた過程を書かれており、
SSS型(Single Screw Submarine)から新SSS型(Smart Stealth Saving)は“おやしお”型で船体構造にある程度の確認が出来たのですが、
トータルでの統合型制御システムは確立されておらず、建造さける“おやしお”型はその都度変更を重ねて行き、
“そうりゅう”型では艦制御システムと武器システムが統合制御システムと確立されて、
ある程度の完成できたと解釈しましたが、“そうりゅう”型もAIP潜水艦からリチウム・イオン電池に移行しております。
“おやしお”型もシステムは“そうりゅう”型にグレードアップして行きます。
現時点では22隻体制と「そうりゅう」型&「おやしお」型潜水艦での運営体制はどのようになっていくのかまでは書かれていません。
ヒントは幸島氏が言われている「強い潜水艦」です、岡部いさく氏がコラムに書かれている
「海上自衛隊潜水艦の任務」ではチョーク・ポイントでの待ち伏せであるコメントですが、
これからは敵国潜水艦基地まで接近から敵国潜水艦追尾が任務となっていくことが可能?
これは推測ですが、アメリカ海軍の潜水艦部隊の任務軽減となることは間違いないと思います。
余談 写真を見て疑問に思った事
・表紙の艦橋部分に白い服装の民間人が乗っているのですが、この人はパイロット?
写真を見ると海外の基地から出航する場面かなと思いました。
・艦内に一般家庭用FAXが設置されており、利用目的と接続回線はどうなっているか知りたいと思いました。
・電話設備にビジネスホンがやはり設置されているのですが、これも利用目的と接続回線はどうなっているか知りたいと思いました。
昔、岸壁電話設備があり船が付くと電話回線を引き込み一般電話回線として利用可能となっていました。
現在は携帯電話等があり不要ですが。