
先日同僚とシーツの話をしていたんです。
シーツがぐちゃっとなっているのは気になって眠れないよね・・みたいな話をしていたら、
急に思い出しました。
確か、お姫様が何十枚も布団を敷いて、
一番下に豆を入れたら眠れなかったという話・・
知ってる? と同僚に尋ねると、
「聞いたことがないです。」との返事。
私も息子や娘に読んであげた話だから、22~3年前のことなのよね。
思い出せないので検索してみました。
「豆」「姫」「童話」「眠れない」 と入力したら、すぐわかりましたよ。
『えんどう豆の上に眠ったお姫さま』 そうそう、そんな題名だったわ。
あるところに本当のお姫様をお妃に迎え入れたいと考えていた王子様がいた。王子様は世界中をまわって本当のお姫様を探したが、何かしらよくないところがあって本当かどうか疑わしいお姫様しか見つからず、王子様は失望した。ある嵐の晩、ひとりのお姫様がお城にやってきた。お姫様は雨でびしょぬれであったが、自分は本当のお姫様だと言った。王妃は試しにベッドの上に一粒のエンドウ豆を置き、その上に敷布団を二十枚敷き、さらにやわらかい羽布団も二十枚重ねた。お姫様はその上で寝ることになった。
朝になり、城の者が寝心地はいかがでしたかとお姫様に聞くと、お姫様はなにか固いものがベッドの中に入っていたため体中に跡が付いてしまい眠れなかったと答えた。二十枚の敷布団を敷きその上に二十枚のやわらかい羽根布団を重ねてもエンドウ豆が体にこたえるというほど感じやすい人は本当のお姫様に違いないということで、王子様はこのお姫様をお妃に迎え入れた。(Wiki)
昔は、子どもたちに、このお話を読んで
「人は見かけじゃわからないよね」なんて解説をしたような気がします。
でもね、今だったら、
「こんなことでお妃を決めていいのかしらね~」って言うかもしれません。




