「呪(のろ)う」と「祝う」と 2
1
お祝いのことばに もしも
ねたみがまぎれこみ
にこやかな かおのしたに もしも
呪うこころが ひそんでいるなら
あなたは かなしいひと
2
呪うのは 口でいうこと
祝うのは おこないで示すこと
呪う口には
ねたみも いかりも にくしみも
よってくる
けれど 祝うこころには
よろこびや たのしみや きぼうや
かなしみさえも あつまってくる
呪いの口は すっぱいけれど
おこないで示す祝いには
りょうていっぱいの あまいはなたば
●ご訪問ありがとうございます。
この詩の1は、7月8日投稿分に手を加えたものです。その後「口」と「ネ(示)」の違いだけで意味が正反対になる「呪う」と「祝う」について考えていました。今回は、その一部を載せました。