しあわせの歌
乞(こ)い求めの祈り
1
しっぱいが重なると自信をなくすだろうか
あせれば焦るほど空回りすることになって
わかい君よ
せいじつな魂のその うめきにも似た祈りよ
2
しにたいと思わない日がない という
あの世はこの世より呼吸が楽だろうと
わたしの生きる意味、生きていける理由 それがわからないと
せめて一杯水を飲み 心を潤(うるお)してみないか、ちょっとだけでも
3
しずかな夜明けだね 遠くで雨戸をあける音がする
あなたの雨戸はまだ閉ざされたままかな
わたしたちの今日に幸あれ そう祈るよ
せかいへ向かって君が雨戸を開け放つ その瞬間を信じて
4
しんじる前でも祈ってみたら? 「信じる者に変えてください」って
あの事この事の願いでなく ただ一つその事を
わたしの凍(こご)え わたしの渇(かわ)き わたしの餓(う)え それは君のため
だとイエス様は言われた
せいしょの一句 その、魂に刺さる一句を乞い求めて祈ってみたら?
●ご訪問ありがとうございます。
マルチン・ルターの黙想集を読んでいたら、「乞い求めの祈り」という言葉と出会いました。激しく熱く祈ることの勧めです。
信仰が与えられる前から祈った私でした。「信じる者に変えてください」と。それが叶えられたのは、数年後のことでした。