日本グルーヴチューン振興会

レヴュー:いきものがかり「夏空グラフィティ/青春ライン」

・・・・・また間が開いてしまった(苦笑)
更新頻度と体力って比例するんでしょうか(ーー;)

さて、今回は“いきものがかり”

Natuzora









表題の2曲がダブルAサイド+カップリングで3曲が楽しめます。
今回は、恒例のカヴァー曲シリーズ(笑)は無し。
しかし、3曲が全部イイ感じに仕上がっていて、お得感ありました。

まず「夏空グラフィティ」
昨年の「HANABI」同様、非常に夏らしさを感じさせるアッパーなサマーアンセム
頭サビから入る感じといい、80年代的テイストを漂わすギターといい、展開されるスピード感溢れるサウンドが微妙に懐かしさをさそう(笑)
ちょっと単調な気がしなくもないけど、聖恵ちゃんのフレッシュで伸びやかな声が生きてます。

そして「青春ライン」
彼らの真骨頂である『疾走するセツナ系アッパー』(笑)
実は、コッチの方が好みだという人も多いのでは?
穂尊くんのブルースハープがイイ味を出してます。
ドラマティックなメロディライン若さゆえの勢いが炸裂するアレンジ、グッとくる逸品。

カップリングは「蒼い舟」
山下穂尊くんの手になる、とても味わい深いミドルチューン。
水野くんの曲に比べて、キャッチーさでは一歩引くものの、その少しヒネリが効いたメロディセンスが大好きです。
こちらも、イントロからブルースハープが大活躍。

彼らの楽曲のメジャー感って、実はすごく貴重なんじゃないかと感じます。
若い世代だけじゃなくて、ポップスを山のように聴いてきた私の様な世代にも、ちゃんと響く。ツボが本能的に解ってるんだろうなぁ・・って思えるんです。


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