ロックだとかソウルだとか、そんなありきたりな表現を超越したバラエティに富んだ楽曲群、モビー&ジョーのタイトでグルーヴィーなリズム隊、シュウの魂を吐き出すようなヴォーカル、そしてマツキの気持ちイイ多彩なギターとソングライティング、どこをとっても見事なものだ。特に、マツキは今現在のJ‐POPシーンで最も“身体を揺らす”グルーヴィーな曲を書くコンポーザーではないだろうか。
スカパラ、B.B.B.B、セントラルホーンズ、LEYONA、とゲストもファンキーな連中が揃ってるし、これくらいアツいアルバムも珍しい。全13曲、どれもカッコいいけど一番「すげー」と感じたのは、アルバムタイトルにもなっている「Beautiful Days」。スカパラホーンズのトバし具合といい、マツキのドライヴしまくるギターといい、ジョーの腰直撃のグルーヴするベースといい、シュウとLEYONAのソウルフルなツインヴォーカルといい、タワー・オブ・パワーにも負けない“超・超・超”ファンキーなアッパーチューンである。
僕は、最近のギターロックが好きでは無いのだが、それはマツキのギターを聴いてるからなのでは?と思う。こんなに気持ちよくてグルーヴィーなカッティングとか聴いてたら、その手のギターロックは“クドくてウザい”としか感じない。コンポーザーとしての評価も含めれば、マツキは日本有数のグルーヴギタリストだと真に思う。
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