１２月２３日、今年のライヴ納めをしてきました。
今年は山下達郎や角松敏生といったベテランから、レキシ、田島貴男、土岐麻子、原田茶飯事、カルメラ、BRADIO、ライムスターといった辺りのライヴに行きました。どれも素晴らしかったのですが、スクービードゥーのライヴには本当にヤラれてしまいました。
元々、スクービーはメジャーデヴューした頃からずっと(途中、多少の抜けはありますが)CDを買ってきました。しかし、ライヴに行くタイミングがなく今の今まで未経験だったのですが、先日リリースされたアルバム『cracklack』が素晴らしくて、そのツアーで地元ワンマンがある、という事で行くしかないとチケットを手配。初・ライヴと相成った訳です。
まぁ素晴らしかった。
最高にワクワクしてドキドキして興奮した。
今まで行かなかった事を後悔した。
ライヴチャンプの名に偽りなしのパフォーマンス。ファンキーフォーの異名も納得のグルーヴィな一夜。
多少の同期は使っていましたが、基本的に４人で出してる音に足りないモノが何もない。ギターもベースもライヴ全編１本の楽器で通すシンプルさなのに。シンプルで重心の低いモビーのドラムセットから叩き出されるビートの気持ち良さに酔いしれ、うねる様に歌うジョーくんのベースに身体を揺らし、多彩な音で痺れるギターを鳴らすマツキタイジロウにテンションマックス。
そして何よりも凄いなと思ったのはスウィートソウルシンガー：コヤマシュウのオーラとダダ漏れの色気。動きから、歌から、喋りから、全ての要素がカリスマ性あり過ぎる。
ベテランの余裕と、音楽に対するガムシャラで真っ直ぐな姿勢が見事なバランスで釣り合っていて、ライヴの空間が本当に心地よいのです。
好きに楽しんでいいんだよという優しさに自然と身体が動いてしまうのです。
隙間をちゃんと感じるグルーヴと圧のあるバンドとしての一体感のある音が最高でしたね。
これだけのライヴ体験は滅多にできない。
私以上に家内もドはまりした様で、あれから毎日の様にアルバムを聴いて、そして歌っています(笑)
また地元でライヴがあれば必ず伺うつもりです。
