1週間ほど前の24日、待ちに待ったCalmeraワンマンライヴに行ってきました。
今回のライヴは昨年出たアルバム『JAZZY GOLD CHAIR』のリリース記念全国ツアーの一環。ギターの宮本くんの地元ということで、四国の地方都市である高松も組み入れてもらえて本当にありがたい。
彼らのライヴを見るのは3回目。通常サイズのライヴハウスでのワンマンは初めてだったのでテンション爆上げで臨みました。
という事でここらでアルバムのリード曲をお聴きください。
いやぁ本当にカッコいい。エンタメジャズバンドと称される彼らですが、やはり根底にしっかりした音楽性がある事が楽しさや面白さを生かしているんだと思います。
私はトランペットが大好きなのでこばやんの様子をいつも目で追ってしまうのですが、彼の佇まいは日本一好きなトランぺッター:新田一郎(ex-スペクトラム)を彷彿とさせるカッコ良さ。音の切れ味もハイノートの圧の強さも大好きです。
サックスのつーじーのプレイはエキサイティングな部分と流麗な部分が見事なバランスで非常に華があります。良い意味で心がザワザワするんです。でもクラリネットのプレイはとてもエレガント。懐の深さを感じます。
トロンボーンのたなっちの高貴な雰囲気とノーブルなプレイ、そして物販紹介の低体温な感じ(笑)、とても素敵です。ベースのヒデヤンのグルーヴだだ漏れな演奏、ギターのあっちゃんの緩急自在なギター、鍵盤のパクシンが奏でるフレーズの心地よさ、サポートドラムの田中匠郎くんの重心が低いのに煌びやかで金物の響くドラミング・・・何もかもが最高で多幸感に溢れたライヴでした。
彼らを率いるリーダー、西崎ゴウシ伝説くんのカリスマ性とオーディエンスを楽しませる卓越したセンスがカルメラというエンタメバンドを唯一無二の集団にしていると思うのです。
彼とパクシンくんが作る親しみやすいメロディ、全員が持ち味を生かして仕立てるカッコいいサウンド、関西ノリで皆を笑顔にするエンターテイメント性、ライヴが楽しくない訳がない。
もっともっと大きくなって然るべき存在。彼らの様なバンドが日常を彩る事が生活を豊かにする。そんな風に思っています。
そして、若い方々にももっと知ってもらえて好きになってもらえると嬉しいなぁと思います。
関ジャムとか出たりしませんかね?関西繋がりで。絶対ハマると思うんですけど。