富山在住のシンガーソングライター、吉本佳代さんの“初”マキシシングルです。
今までに出た2枚のミニアルバムで、完全にファン化してますから、このシングルについても『絶賛』するのみ(笑)
1曲目の「炎~homura」は、昨年リリースされたセカンドミニアルバム『star quilt』に収められていたスロウナンバー。勿論単純なリカットではなく、ストリングスが印象的なヴァージョンにリアレンジされていますし、ヴォーカルも輪郭がくっきりした様な気がします。音数は増えているのに、スッキリ感が失われないアレンジは、是非『star quilt』ヴァージョンと聴き比べて貰いたい。私はどっちも好きですけど(笑)
2曲目の「アオゾラ」は、6,7月のNHK「みんなのうた」でオンエアされる新曲。これまたストリングスの効いた味わい深い名曲。佳代さんのヴォーカルの高音部が鮮烈な印象を残してくれます。美しいだけでなく、微妙なクセというかアクを内包する“声”の虜なんですね、私。
地に足がついた感じ?
大地に抱かれている様な安心感?
上手く表現できないのですが、心に暖かい「何か」を届けてくれる歌なんです。
今回のプロデュースは今野均(確か、笹川美和やBIGINを手掛けてるクラシック畑の人だったかと)さんで、ヴォーカルアレンジはSMAPでお馴染みの岩田雅之氏。佳代さんの息づかいまで聴こえてきそうな臨場感を伝える素晴らしいお仕事です。私が世界一愛する声の魅力を余すところなく届けてくれて感謝です。
この歌声が、もっともっとたくさんの人の心に届きますように・・・