日本グルーヴチューン振興会

福原美穂「LET IT OUT」

9月はリリースも多い上に、充実した作品が多いので、レヴューするのが大変です・・・・・・
ま、気長にちょこちょこと覗いていただければ幸い

というコトで、今回の作品はこちら

福原美穂
「LET IT OUT」
2009/9/9リリース
Sony Music Records
SRCL 7110~1
Letitout 前作から、ほぼ3ヶ月でのリリース。今年2枚目のシングルですね。
今回も、ジャケ写は俳優の手に成るもの。
永瀬正敏が撮ってます。いかにも歌姫という雰囲気ですね。

しかし、肝心の音の方がねぇ・・・・・・・

前作のカップリングを絶賛した私ですが、今回のシングルに関してはまた評価を下げざるを得ないというか、なんというか(苦笑)
「La La La FIGHTERS」のアレンジが安原兵衛だったので、今回のシングルのアレンジも同じだなぁと思って少し期待もしてたんですが。
前回感じられた、ベタでファンキーなポップさ加減が影を潜めてしまってますね。

タイトルチューンは、山口寛雄との共作で、ゆったりしたヴァースから始まってBメロで力強さを増し、サビで弾ける感じのロックチューン。
ちょっとスワンプ系の雰囲気もあったり。
しかし、メジャーデヴュー後の福原美穂の音は、こんな感じが多い気がするんだな。
メロディとアレンジに感じるのは、下世話さより高尚さ。
ベタなポップより、格調高いハイブロウなサウンド。
ファンキーより洗練された王道・・・・・・・

なんだろうな?
聴いてて興奮しないんだよ。
ワクワクやドキドキが無い。
勿論、クォリティは高いと思う。
けど、血液が逆流するみたいなエキサイト感が感じられない・・・

メロディのフックが殆ど無いのと、アレンジにポップでファンキーな感じが無いのが個人的には致命傷。
「恋はリズム」や、「ENGLISHMAN IN NEW YORK」のカヴァーを聴いた時のドキドキがまた味わえる瞬間は来るのかなぁ・・・・・

ヴォーカリストとしてのポテンシャルはピカイチなだけに、ホント惜しいと思うんだよ。
もっともっとイイもん作れるはずだって信じてるから、余計にね。

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