では、前回に引き続き2009年12月~2010年11月リリースの、オリジナルフルアルバム・マイベストをカウントダウンしてまいりましょう(そんな大袈裟なモンじゃないww)
第5位
ズータンズの『と、思っていた。』
個人的に、鍵盤メインのガールズポップが大好きだというのはあるんだけど、そーいう贔屓目を抜きにしても良くできたアルバムだと思います。
インディーズでも、全くメジャーに引けを取らない楽曲が転がっている(表現が悪い)んだと改めて思いました。
真美ちゃんの絶妙にスモーキーな引っ掛かる声と、前作より格段にレヴェルアップした楽曲クオリティが見事に融合した逸品です。
第4位
鶴の『期待CD』
彼らは、見た目で得をしているのか損をしているのか解りませんね(苦笑)
インパクトのあるアフロと派手なシャツのヴィジュアルは、人々の印象に残るとは思うのだけど、色眼鏡で見られて真っ当に楽曲をジャッジしてもらえない危険もありそうだ(笑)
実は、音楽的には本当にマトモ(というのも失礼だけどw)で、聴き手を選ばないタイプ。
ヴァラエティに富んだ曲を、様々なアレンジで聴かせるけど、根底にあるのは極上のポップネス。
フックの効いたイイ旋律が満載のアルバムです。
第3位
ハセガワミヤコの『愛をひとつ』
おそらく、今年聴いたアルバムの中でも最も染みる作品。
柔らかく心地いい雰囲気が漂う、女性ヴォーカルの魅力が全面に出たアルバムだと思います。
基本的に、私の好きなヴォーカリストには押し並べて若干のアクが伴います。
コレ以上アクが強いと厭になるというデッドラインを超えないギリギリのバランス。これが大事(笑)
その絶妙のクセが病みつきになる。多和田えみしかり、嵐の大野君しかり、よしもとかよさんしかり・・・・・そして、このハセガワミヤコさんも、そんなフックの効いた声の持ち主。
彼女のアドバンテージは、その素晴らしい声を十二分に生かすメロディを紡ぐ才能にある。そんな風に思えた名盤です。
第2位
amUの『prism』
このアルバムを昨年の年末にリリースして、数ヵ月後に活動を休止してしまったamU。
しかし、解散であったり引退というコトではなく、メンバー個々の活動に注力する為の前向きな休止とのことなので、少しホッとしたりしたのです。
何故って、こんなアルバムを作れるアーティストに、そう簡単に降りられちゃ勿体ない(笑)
アイドル要素も兼ね備えるガールズエレクトロポップとしては、殆ど類を見ないほどハイクオリティな作品なんだから。
これが、アマゾンだけでしか流通していないというのは、返す返すも残念。
機会の損失という点で、勿体なさすぎる(苦笑)
トータルアルバムとして、実に無駄が無いソリッドな名作。
第1位
東京事変の『スポーツ』
このアルバムを最初に聴いた時に、最高傑作の予感がした。
彼らのキャリア中の最高傑作で、なおかつ今年のベストアルバムになると思った。
レヴューをアップした時点では、先の長い1年を考えて表現をぼかしておいたけど(笑)
しかし、それから何カ月も経ち、何度も聴いているうちに確信に変わる。
この充実した楽曲とレヴェルの高い演奏は、後々まで残る名盤だと。
椎名林檎のヴォーカルの存在感と、圧倒的な演奏が融合した見事な一枚です。
何だかんだ言って、結局のところ良い曲が多いアルバムが高評価、というコトなのです。
そして、アルバム全体のバランスの良さと、美意識が保たれているコトが重要。
私がマイベストにピックアップしたアルバムは、そういった条件をクリアしたものだと、確信しているのです。
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