ビートルズからプログレ、ザ・バンドやライ・クーダーのようなアメリカのバンド、ハードロック、AORやソフトロックなど色々と変遷を経て今の音楽の好みが形成されていく訳ですが、その途中には大ヒットした産業ロック然とした如何にもな楽曲が数多く身体に染みついていたりします。
1976年にリリースされ2000万枚近いセールスを誇るボストン『幻想飛行』に収められた「ピース・オブ・マインド」もイントロ聴きたさで何百回とレコードを回したものです。
Boston - Peace of Mind
アコギから分厚いギターに繋がるイントロは今聴いてもテンションが上がります。シンセもコンピュータも使わず作り上げられた重厚な多重録音サウンドにトム・シュルツの凄みを感じます。