夏真っ盛りですねぇ・・・・
暑いの苦手な身としては、早く涼しくなってくれないかと思うんですが(苦笑)
そんな、夏のBGMに最適な１枚をご紹介。
paris match
『Passion８』
2009/6/24リリース
アミューズソフトエンタテインメント
ASCM-6053
もう、オリジナルアルバムも８枚目になりました。
毎回、何枚目かという数字を使ったタイトルを考えてくれるので解り易いです(笑)
今回は“パッショネイト”と読むらしいです。
しかし、音の安定感はずっと変わらないなぁ。
意地悪な言い方をすれば“マンネリ”なのかもしれないけど、杉山洋介が作る音世界が好きな私としては、ありがたいことだと思うのです。
今作も、１曲目の「Passion8 Groove」からパリスマ節全開。イントロのカッティングのドライヴ感にホーンセクションが乗っかった辺りでワクワクが増していきます。当然、ミズノマリさんのヴォーカルもスタイリッシュ且つアーバンに華やいだ雰囲気を湛えている。
素晴らしくグルーヴィなバックトラックと気持ちいいホーンが最高な「ヨコハマ・シティ」は個人的にベストトラック。間奏のシティポップスライクなサックスソロは小池修氏でしょうか・・。
サマーリゾート系、ナイトアーバンなミドルスロウ、アシッドジャズテイスト、ボサ、鍵盤が印象的なラテンアッパーなどなど・・・・あらゆるジャンルを飲み込んでクールにサウンドを構築するスタイルと、タブローのクォリティの高さは健在です。
勿論、そのサウンドメイクの魅力を十二分に引き出す、ミズノマリという稀有なヴォーカリストの存在はこのユニットの扇の要と言えるでしょうね。
