日本グルーヴチューン振興会

決算期恒例(笑)

テンプレートが追加されたので早速変えてみる(笑)
ホワイトデー仕様なので、半月ほどの限定ですが。





さて、世は年度末の決算期。レコード会社(もうCDばっかなのに、この表現もヘンですがww)もご多分に漏れず、この時期になるとベスト盤がリリースラッシュになったりするものです。
今年も、色々と出物はあったのですが、私の好みでは“この3枚”





ベストの魅力は、イイ曲を効率良く聴けるというコトは勿論ですが、私にとってはもう一つの利点がある。
自分が、そのアーティストを気に入った時点より前の名曲を堪能できるコト。





なぜ、そんな??と思う方もいるコトでしょう。
単一アーティストの、デビュー時からのファンにとっては理解し難いかもしれません。
それは、私の聴き方に起因するものです。
つまり、アーティスト単位ではなく楽曲単位・作品単位で評価するというコト。





あるアーティストを気に入るきっかけになった曲があるとします。
普通なら、そこから過去作品に遡って聴いたりしますよね?
でも、私はターニングポイントから先はチェックしますけど、過去作品まで手が回らない(笑)
その分、他の気になる曲の方に行っちゃう。
だって、その起点になる曲まで“引っかからなかった”んだもん(爆)
当然、聴く機会を逸していただけ・・という可能性もあります。
ベスト、というのはそういった失った機会を補完してくれるモノなんですね。





今回の3枚は





SOULHEAD
『BEST OF SOULHEAD』
Bestofsoulhead






ウルフルズ
『ベストやねん』
Bestyanen






ゲントウキ
『幻燈名作劇場』
Gentou







以上、3点。





SOULHEADの場合、起点になった曲は「GET UP !」
ウルフルズは「大阪ストラット」
ゲントウキは「さらば !」



どれも、デビューして少し経ってからの作品です。
だから、それ以前の作品とか凄く新鮮(笑)
ベストなのに、聴き飽きない。





では、少しずつ感想など。





SOULHEADは、17曲の名曲たちと18曲のPVが堪能できる、実にお買い得な作品でした。
ものすごく高度な音楽性を持っていながら、メロディに普遍性が溢れているのが彼女たちの魅力です。フックがもの凄くキャッチー、しかもグルーヴがファンキーでアレンジの芸が細かい。私にとっては理想的です。
元来、RAP嫌いな私ですが、SOULHEADに関してはオールOK(笑)
デビューして5年で、ここまでのベストを作れるコンポーザーとしての才能に敬服するばかりです・・・・





ウルフルズに関しては、ホントにカッコいいなぁと。ファンキーロック、ココにありといった感じでしょうか。テクニックやコンセプトを凌駕するソウルの塊。音楽の持つエネルギーって、こーいうモンだと改めて気づかせてくれます。
「借金大王」とか「大阪ストラット」のギターとかイイよなぁ。ブルージー且つファンキーで。
「それが答えだ!」のディスコテイスト、「かわいいひと」のカントリー風味、「ヤングソウルダイナマイト」のスリリングなストリングス、懐の深さにも脱帽です♪





ゲントウキは、21世紀のシティポップスを担う逸材だと思います。
「素敵な、あの人。」とかを聴いてると、シュガーベイブを彷彿とさせる。“幻の名バンド”The Changを思い出す部分もあるなぁ・・・
ファルセットの使い方やヴィヴラフォングロッケンハーモニカといった楽器の音色、どこか懐かしいけど新鮮。
ハモンドやフェンダーローズの効かせ方なんかも絶妙だよね。
あと、ギターのカッティングもイイ!
「トップニュース」のイントロなんかゾクゾクするわ~
古の良質なジャパニーズポップスを愛する人なら、絶対聴いてみる価値があると思います。





というコトで、どれもすばらしい3枚のベスト盤。暫くは楽しめそうだなぁ(笑)


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コメント一覧

ばつ
みつこさん、いつもコメントありがとうございますm...
http://funky-katsu.blog.ocn.ne.jp/musicmania/
ゲントウキ、インディーズ時代の音源は未聴ですが、このメジャー後のベストもオススメです。
古のシティポップステイストと現代感覚が上手く融合していて、とても温もりを感じます。

私事で申し訳ないのですが、仕事が少し立て込んできまして、更新も滞りがちになってます。
どうぞ、気長にお待ち頂ければ(笑)
みつこ
こんにちは。
http://www.rak3.jp/home/user/mitsuko919/
私はゲントウキが好きです。
「南半球」と「いつものように」というアルバムを持っていますが、あのファルセットやリズムは古そうで古くない独特のものを感じます。
ワルツの曲が多いのも好きなところです。

そういえば確かにシュガー・ベイブを彷彿させますね。
私は伊藤銀次もなんとなく思い出してしまいます。
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