さて、シングル4枚ほど感想を。
ZONEのMAIKOちゃんがバンド“MARIA”の“舞衣子”として再デビューしたのは1ヶ月ほど前の話。速攻でシングル「小さな詩(うた)」を買って、今日まで聴いてきたのですが・・・・・
どうにも、平凡すぎるという印象が覆りません。ツインヴォーカル、ツインベース、自作曲、そーいったコトは些細なコトに過ぎず、どうにも気になるのはプロデュース&アレンジという根幹の部分で。やってるコトが他のガールズロック系のバンドと差別化できてないもんなぁ。そんなに、耳を覆いたくなる様な水準ではないのが救いですが(苦笑)
そういう意味ではZONEというバンドのシングルのクォリティは大したモンだったと改めて思うわ。今後の楽曲次第、と次に期待を繋ごう(笑)
そして、ココからは衝動買い部門です(謎爆)
深夜のPV紹介番組とか、番組テーマソングとかで1分ほど耳にして、「おっ、イイじゃないの」と買ってしまったモノ3枚。
まず、“いきものがかり”の「SAKURA」
メジャーデビューシングルです。発売1週間前に出たプリプリのトリビュートで聴いて、いいセンスのバンドだなぁ・・なんて思ってました。このシングル、サビのメロとストリングス、そして紅一点のヴォーカル:吉岡聖恵のキュンとする声が溶け合ったイイ曲です。このテのちょいと青臭い感じがイヤミなく耳に馴染むのは久しぶりかもしれん。カップリングの亀田誠治アレンジによる元気なポップロック「ホットミルク」も、なかなか良いです。
それから、“藍坊主”の「桜の足あと」
俺が、この時期“桜”系(こんなジャンルは無い…笑)の曲を2枚も買うのも珍しいんだが・・・(笑)
メジャーデビューして、もうすぐ2年くらいですか。コレが3枚目のシングルになります。前シングル「スプーン」が、結構イイ感じで(でも、買ってない…苦笑)気になるバンドにはなってたんですが、このシングルは・・・イイね!
サビのフックが実に好みなんだけど、そこに至るまでのメロ展開とアレンジもセンスがイイなぁ。曲全体を包む疾走感がホントに素晴らしい。思わず、身体でリズムを刻んでしまいます。カップリング「柔らかいローウィン」も、いいメロディを持ったミドルチューンです。
最後は“DEPAPEPE”の「ラハイナ」
そういえば、インストのシングルを買うのって初めてに近いかもなぁ・・・
今までの彼らの音楽は「好きか、嫌いか?」と言われたら「好き」だけど、買うまではいかない・・・・みたいなポジションだったんですけどねぇ(笑)
でも、この曲は一発ノックアウト!!でした。
アルバムにも、このテの曲入ってるのかもしれないけど、シングルで聴く限り“アコギデュオ”の部分に比重が掛かり過ぎてる感じもして。この曲みたいにバンドを従えての方が圧倒的に好みです。フェードインしてくるイントロの16ビートカッティングと、ソコに絡む三沢またろう氏のパーカッションが奏でる気持ち良過ぎるグルーヴ!
あ、メロディのセンスは相変わらず素晴らしいです。ソレは前々から認めてますから(笑)