まず簡単に楽曲紹介。
「街角の恋人たち」
・実に大人っぽいロマンティックなラブソング。アーバンメロウの極み。
「夜の影」
・大野智、二宮和也、松本潤のヴォーカルポテンシャルの高さがわかる色気溢れるR&B.。
「抱擁」
・ギターカッティングとベースラインが気持ちいいキャッチーなミドルグルーヴ。吉岡たく氏のアレンジが光る。
「イン・ザ・ルーム」
・スタイリッシュでジャジィな夜のグルーヴチューン。間奏のフルートが素晴らしい。
「Hit the floor」
・大野智ソロ曲の個人的最高傑作。古のグルーヴチューンのエッセンスてんこ盛り。
「ふたりのカタチ」
・10年近く前の曲ながら、強すぎないメロディと重めのベースが昨今の洋楽的。
「Don’t stop」
・キャッチーなメロディと炸裂するホーン。特にファンキーなフルートが最高にクール。
「Everything」
・嵐のミドルポップ最高峰。この染みわたるメロディラインには抗えない。
「Flashback」
・古のソフィスティケーテッドソウルを彷彿とさせるアーバンでスタイリッシュな一曲。
「Can’t Let You Go」
・森大輔くんが書いたアーバンミドルグルーヴを吉岡たくがアレンジ。櫻井翔ソロの中でもベスト3に入る好曲。
「Secret Eyes」
・相葉雅紀フィーチャリングナンバー。後に大きな武器になる彼のファルセットの片鱗が感じられる。
「Ready To Fly」
・大野智フィーチャリングのカッコ良すぎるグルーヴィな一曲。オマー・ハキムのドラムが冴える。
「JAM」
・アタックの強いストリングス、フィリップ・セスのエレピ、オマー・ハキムのドラム。すべてが極上のアーバングルーヴ。
「Walking in the rain」
・安部潤のアレンジが最高なファンクグルーヴ。間奏からエンディングに向かう辺りの鍵盤とヴォーカルの絡みで昇天する。
「ONLY LOVE」
・強すぎないサビとループ感が昨今のテイストに通じるR&B。間奏から後半のアクセントが生きるアレンジも絶妙。
「Crazy groundの王様」
・90年代ソウルを思い起こさせる曲調、大人っぽさと青さが共存する心に染みる一曲。
「君がいいんだ」
・緩く柔らかいグルーヴと印象的なオルガンが実に気持ちいい。ANTHEMのギター、清水昭男さんが書いたのが驚き。
「星のFreeWay」
・鉄壁のリズムセクションはオマー・ハキムとウィル・リー。腰に響くうねるグルーヴが最高。
「Tokyo Lovers Tune Night」
・ストリングス、フルート、サックスが躍動するアーバングルーヴ。パーカッシヴな鍵盤も気持ちいい。
「OK! ALL RIGHT! いい恋をしよう」
・CHOKKAKUさんのアレンジが素晴らしい。間奏のドラム最高です。SMAP感を感じるのも微笑ましい。
Spotifyで嵐の楽曲が聴けるようになり、色々とプレイリストを作ってみました。そんな中、自分の好みの音楽傾向の軸は何だろうと考えてみると、結局のところ“AOR”と“シティポップ”に行き着くんだろうなと思います。
どちらも明確なジャンルではなく観念的なぼんやりしたものです。しかも明確な違いも曖昧にして、要素が被る部分も多い。
それでも何となくのイメージとして、都会的で大人な印象があって、昼より夜、クールで洗練された楽曲を選んでみました。ちなみにシティポップのリストも作っています。
曲順は色々考えると迷路に入り込むので、あえて新しいものから古い方へ並べただけです。それでも違和感なく聴けるのは楽曲の持つクオリティの高さ故。
本当に、こんなに素晴らしい曲が山ほどある嵐。すごいの一言です。
ファンではない音楽好きの方々にこそ聴いてみて欲しいと願います。