ほいほいとぼとぼ日記・爺爺刻々

氷雨の中で春雨を想う

 今日は、朝から氷雨である。こういうときは、部屋を暖かくして沖縄民謡を聴きながら泡盛をいただくのである。ちょっとお湯をいれて割っても香りがふわっと来ておいしいのである。今聴いているのは「ビギンの島唄<オモトタケオ>」で、鶴見の沖縄村へいったときに「おきつる会館」という沖縄産の飲食物・調味料からCDまで売っているお店で買ったもので、「涙そうそうの三線バージョン」で「ウチナーグチ・バージョン」が入っているほか、「竹富島で会いましょう」などほとんどがBEGINオリジナルの島唄が一杯なのだ。大変気に入っているのだ。で、呑んでいるのは瑞泉・青龍30度。そこで~、想いは・・・
 年末に目黒の山水という居酒屋さんへ行った。薩摩軍鶏料理とお酒は芋焼酎を中心に豊富に取りそろえている店で、落ち着いた雰囲気と美味しい料理(なんかよく聞く台詞w)とリーズナブルなお値段で気に入っている店で4回目の訪問になるが、ほとんど、芋焼酎をいただいていて泡盛に気がついていなかったのだ。最近の芋のお気に入りは「不二才=鹿児島弁で不細工な男」という銘柄で、名の通りがっしりとした味で、ごひいきにしたのだ。その日も、不二才を呑んでいたのであるが、ふと目の前のマットブラックの酒瓶に目がいったのだ。Y100%、M85%(見た目ですw)のやや薄暗いオレンジ色をベースにしたラベルには、お米、打出小槌、鳳凰、お飾り、酒杯が回りに配され、真ん中には「春雨」とある。ありゃ、ここにあったんだぁであり、春雨さんには初めましてという出会いをしたのだ。春雨というブランドは、宮里酒造の作で10以上も種類があるとのことであるが、すべて味が違うとものの本には書いてある。私が店でお願いしたのは、そのうちの「春雨8年」であったのだ。
 初めて口にする「春雨」には、ほんとにびっくりさせられた。酒が舌の上で踊るのだ。コクと香ばしい香りがいつまでも、いつまでも舌の上で回っている。まいった、こまった。もう、他の酒は飲めないかもしれないとまで思った。スコッチシングルモルトに似ていると言ったら怒られるだろうが、薫り高いスコッチを口にしたようなと形容のほかにない。料理もいらないかもしれない。舌が喜んで、いつまでも喉に呑ませないようにしてしまう。口のなかで春雨が遊びまわると舌も鼻腔も一緒に喜ぶのだ。「春」は希望を「雨」は恵みの意味を込めたこの酒は、その名のとおりの味で応えてくれた。
 呑みたい。通販で注文しようとしたらどこでも完売である。こまった。まいった。と思ったが、あるところへ問い合わせをしたら一人1本なら売ってくれるという。買います、買います。すぐ注文だぁ(写真は5年物)

コメント一覧

場外市場場長
春雨
そんなに高くないですよ。普通の芋焼酎と変わりません。一杯600円くらいだったような。近い内に書きますが、3本そろい踏み写真を見てやってくださいね。
candycat
いいですね~。
http://plaza.rakuten.co.jp/junkshow/
BEGIN大好きです。

これを読んでると沖縄行って

BEGINのライブへ行きたくなりました☆

泡盛も飲みたい・・。

春雨おいしいですよねー。

東京じゃー高いんだろ~なぁー
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